再現性を高める農業を目指します
 色んな考え方のある部分だとは思いますが、良くも悪くも再現性のない産業といわれている農業というものを、もしかして見直すことが出来るのではないかと考えたもので、ひとつの指針にはなり得ると考えています
 もうひとつ・・・その場にいなくても出来る農業、従来の生活と密着した農業携帯では若い方の就業は期待できません
 今後増えて来るであろう土建業者さまをはじめとする会社による農業経営も同じで、園地へ通う農業のやり方が確立されないと、かけ声ほど現実はついていかないと考えます
 この点も意識して取り組みをスタートしました
タートは、情報武装化  目指すは、通いの農業
まずは、出来るところから・・・
簡単なpdf資料をご用意しました(データに基づく農業を意識した温湿度監視&状況通報システム)
バンテージプロで進めていますが、PCリンクソフトは、ウェザーウィザードVも同じになりましたから、結果としていずれのシステムでもお使いいただくことが出来ます
計測できる項目が違いますので、目的によって選択いただくことになります
ここでは、土中温度と土壌水分についてオプション対応で計測が出来るバンテージプロシリーズを採用しています
    1.システムの概要
    2.システムの機能
同じような発想で、ゴルフ場のコース管理(芝管理)などにもお使いいただけますし、雨量の計測で土石流の予測、退避勧告などにも応用ができるでしょう
工場施設、建設現場の管理も同じことが言えますね
アップの写真です
バックが農業とは似つきませんが!
(当社屋前で撮影)
純正のポール付き三脚(地上高約1.8m)に取付
オプションのソーラーパワーユニットを用意することで、10分ごとの計測であれば、約18日間のデータ保存が可能
30分ごとなら、2ヶ月近いデータの記録・保存が可能
コンソールは、内蔵単二アルカリ電池で駆動
約50〜60日の動作が可能(観測・記録)


=ケーブルヴァンテージプロ2=
ソーラーパネルの普及、省電力設計・・・世の中便利になりましたね
あと携帯電話モデムを利用することで、どこでも計測したい場所に設置して運用が可能になります
遠隔気象観測装置のご紹介は → こちら

夢!農業 一歩前進
ハウス内の温湿度を計測 園地側で雨量の計測
侵入センサー(音感・ライト付き)とIPカメラ 風向風速の計測
計測データは全てDBに記録、24時間以内、あるいはライブの情報はいつでもWeb経由で見ることが出来ます
あらかじめ設定した閾値を超えた場合は、そのことをmail通知します
侵入センサーが働いた場合もそのことをmail通知します
Webカメラは24時間Web経由で園地の様子を配信します(最大同時10ユーザーまで対応)
電源とADSL環境は必要です(最悪は、ソーラーパネルと無線ブリッジを使って・・・という作戦もアリです!)
接点入出力は、最大255まで対応でしますので、アプリ等を準備することで遠隔操作などにも容易に対応できます

再現性を高める、気象情報の活用
これだけ変動というか変化の大きい気象、現地できちんと計測して、例えば積算温度管理など行わないと、去年の作業日誌(カレンダー)を見ての作業では、同じ成果は得られないでしょう
また、常にほ場にいなくてはいけないという、いわば強迫観念に近い拘束は、若い方には受け入れがたいことだと想像します
ほ場の様子が、遠隔で(スマホで)管理でき、必要な作業…例えば水やり(潅水作業)などがボタン一つで行うことが出来れば、時間の使い方だけをとってもメリットがあるでしょう、農業分野における働き方改革です
当社オリジナル 『KYOTA』
公開は、こちら
月額\1,100の狭帯域接続(格安SIM)で接続しています
VanatagePro2は、農業実験ハウス傍に設置のもの
電源は、商用電源からDC13.8V(定電圧電源)を得て給電しています(Webカメラ兼用)

計測データの保存、ftp送信、ダウンロードなどの機能については、マルチ・ロガー HARUTOW と同一です
取扱説明書

機器構成 以下の構成で、単独構築ができます
Davis VantagePro2
 WBGTには、日射センサが必須
KYOTA
ルータ
 有線(固定) または
 携帯網接続ルータ(月額\1,100 定額サービスで可)
電源
 商用電源、または独立電源(DC12V)


Webカメラを設置すれば、目視による管理も可能になります
電源について、
商用電源が近くにない場合、ソーラーパネルを使った独立電源で構成できます
警報の条件は、例えば左画面のように設定できます(テスト公開環境では、設定画面には入れません)
TOP画面と、グラフ画面のみの公開となっております
これとは別に
 1.テストメール
 2.定時報告メール(いわゆる死活確認メール)
が、管理者とユーザに分けて配信設定できます
※設定内容は、テスト用のもの(単に参考です)
農業向けに特化した機能を組み入れた、Agriバージョンを用意
しました
  1.積算温度管理
  2.遠隔j操作機能
     手動 ON-OFF
     タイマー ON-OFF の2つを持ちます

接点は、警報条件と合わせ、最大6つの制御ができます
詳しくは、KYOTA Agri Ver 追加説明書にて
接点出力について
 無電圧接点で、5AMax(DC30V、又はAC250Vまで)
 ブラウザから遠隔でON/OFF制御が可能です(スマホから、手動、あるいはタイマによるON/OFFが可能)
法人化など組織運営に
 連絡用、それも同報(同時に複数の方に知らせたい)ニーズにおいては、無線機(トランシーバー)の活躍シーンも多かろうと思います
 例えば、こんな無線機があれば有効ではありませんか?
温室の天窓の開け忘れ(開閉トラブル)時に、きっと間に合う対応が出来るでしょう 
あらかじめ設定して置いた閾値を超えた計測があると
音声にて状況を通知します
目的に応じて、センサが選択できます
こちらでご紹介しているのは、温湿度センサです
      
  詳しくは、こちらで 

農業にIT文化を・・・なにもITに農業を合わせる必要はありません(本末転倒です!)
農業に利用したらメリットがありそうなITを取り込めばいいのです
獣害被害対策に関わることで気づいたこと・・・・それは、ほ場(園地)に人がいる時間が短くなったこと、すなわち合理化であるとか効率化ということを追求したひとつの結果でしょうが、このことが日中、ほ場を野生動物の生活エリアにしてしまっている、すなわち被害を被ることも、もうひとつの結果です
ITの活用で合理化/効率化・・・ということではなく、消費者の方に農業そのものに興味を持っていただく、あるいは、安心して消費していただける背景作り、消費者の方に喜んでいただける品質のキープ・・・色々なIT活用が農業という産業の中にあると考えます
ITの活用となれば若い方の登場です
従来の経験は大切なことですが、昨今の異常気象にはその経験も役に立たないことが増えているのも事実です
そういった点からも若い方の就業先が、これらの取り組みの中に産まれてくるはずです
中山間地の持つ悩みの解決につながるのでは・・・という期待を持って取り組んでいます


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