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まずはフロント/お顔から
コンパクトかつシンプルです(電源外付け)
3.5MHz帯から29MHz帯まで、HF5バンドをカバー
VFOは、相方の受信機IC-700Rに依存します
デザインは、もちろん相方とマッチ!です
モードは、SSB、CW
逆サイド・バンドは、受信機同様対応できません
SSB時にも、キャリア注入が出来るようになっていますのでA3Hにも対応OKと言うことになります |
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こちらは、リアから
メーター照明ランプは、白熱球からLEDランプに交換しています
12V定電圧化のためにも、消費電力は極力減らすことを考えます
懐かしさで言えば、黄色っぽい電球色が良いのかも知れませんが・・・
ファイナル管は、ご覧のように横置きです
・電源接続はUSプラグ
・リモートケーブルは、MT7Pソケット
・アンテナあるいは受信機接続はM型
・VFO接続は、RCA
・CWキーは、イヤホンジャック
・アース端子は陸式ターミナル
何となく時代を想像させるパーツが使ってあります |
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特徴的なのはレイアウト
ご覧のように、3/4は真空管スペースです
MT管2本は、12BY7A ミキサとドライブです
ファイナル管 S2001 は横置き
自然対流で冷却ということでは当を得ていると思います
入力側はオープン、出力側がシールドケースの中という構造です(ファイナル部のシールドケースは取り外して写しています))
各同調VCのシャフトは、ベークライト棒が使用してあります
リレーが2つ見えていますが、いずれも大型! VOX動作には不向きですが、丈夫ではありそうです
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こちらがボトムを撮したもの
真空管スペースの大きさが見て取れます
メカフィル風に見えているのが、9MHZクリスタルフィルタです
長細い基板は、
AF−平衡変調−フィルタ−IFアンプ
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キャリア発振
ここまでを乗せた、いわゆるジェネレータ部です |
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開いている(裏返しに写っている)のはVOX基板です
こうすることで、通電したまま動作のチェックが可能ですね
VOX基板には、9Vの定電圧回路も乗っています
今回、基幹の12Vも定電圧化しましたので、ここは二重に安定化ということになります |
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AC電源 IC-700PS です
スピーカーが内蔵されています
中身の様子は、下段でご紹介
フロントパネルにある電源SWは、本体のSWに関係無く活きています(なかなか面白い!SWは並列接続です)
PS本体フロントパネルと700Tフロントパネルのスイッチが並列接続になります(どちらからでもON可能)
内蔵スピーカーですが、意外と高音圧です
Trアンプで出力が大きくない点を考慮したものかと想像されます
そのAFアンプ共々、中音域が強調された堅い音がします! |
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IC-700PS のリアです
電源接続は、8P USソケットが使用されています
IC-700R用にでしょう、ACアウトレットがひとつ用意されています
あとは、スピーカー接続用の端子です |
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DC電源 IC-700DCPS
当時、こんな用意があったのです
リアル・タイムで発売を知っている世代なのですが、このものの存在は全く知りませんでした
ケーブルは、出力側 IC-700Tに接続するためのものです
DC12V移動運用OKです
さすがに車載運用はないでしょう・・・USならあり得そうですが!? |
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ケースを開けるとこのようになっています
両サイドパネルを外した中に、入出力のケーブルを接続する端子が用意されています |
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パワートランジスタ・・・今となっては懐かしいPNPタイプ、2SBタイプの採用です
こちらが、電源出力側です |
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こちらがDC12V入力側です
このDC電源 多分全く未使用と思われます
ケーブルの端子に、締め付けた後が残っていません
シリアル・ラベルには、68年12月とスタンプが押してあります |
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