探索用2素子八木アンテナ NY−142X or Z |
移動時により小型化が可能な、安価な携帯型受信アンテナです |
写真は、NY−142Z
NY−142Zは、ロッド・エレメントを起こして(写真にある様子)、その先に黒いフレキシブル(形状記憶)エレメントを継ぎ足して(ねじ込んで)使用することになります |
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142MHz専用のものを準備しました
構造が2種類あります
木で出来ているグリップを握って、前に突き出すような形で電波探索を行います
全てロッドエレメント構造のもの
NY-142X
固定エレメントの先に、黒いフレキシブル・エレメントをねじ込んで延長する構造のもの
NY-142Z(在庫限り 2022.06)
NY−142Xは、ロッドエレメントのみで、エレメントを継ぎ足すような作業は必要ありません、起こして引き延ばすだけです
NY−142Zは、固定エレメントの先にフレキシブル(形状記憶)エレメントをねじ込んで使用します
より持ち運びがコンパクトで、取り出してすぐ使えるものが良いと言う方には、NY−142Xが適しているでしょうし、ものにぶつけることを考えればNY−142Zの方がより安心かと思われます
価格は、同じです
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こちらに写っているのがNY−142Xです
エレメントが、いわゆるロッドアンテナの構造で、引き出すだけで運用できます
欠点は、ものにぶつかると折れやすい・・・点です
一緒に写っているハンディ型受信機は、汎用オールモード受信機です
特注で、最大5素子までの八木アンテナのご用意が出来ます
アンテナは、大型化することで当然受信性能は上がりますが、その大きさにより、稼働状況によっては邪魔にしかならないケースもあるかと思いますし、コストも上昇します
アンテナは、想定される稼働状況から、選択をいただくのがよろしいかと思います
給電ケーブルについても、種類・長さのご希望で、特注対応いたします(こちらの材料については、常に手元にあります) |
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電波探索の基本スタイル/ちょっとしたノウハウ・知識 |
高性能な大型アンテナを使えば、以下の気遣い・ノウハウは無くてもそれなりな成果が得られるでしょう
ここでは山の中を移動して追跡と言う運用シーンから、小型のアンテナでも、大型アンテナに負けないような探索が出来るようにと言うことで、ちょっとしたノウハウをご紹介します |
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自分自身(人間!)も、反射器のひとつ(壁!)として利用します
アンテナエレメントは、垂直(※)に向くように持ちます
手でアンテナを振り回すのではなく、自身が軸となって回転します
アンテナを頭の上で振り回すような使い方だと、特に素子数の少ないアンテナでは、なかなか電波の飛んでくる方向が定まりません
このように、運用方法ひとつで、実用性は大きく異なってきます
道具(素子数の多いアンテナ)に頼るのもひとつの方法ではありますが、狭いスペースで効率よく探索する知恵もあります
※地上高は互いに低いし、反射など周囲の影響も大きいかと思いますので、実際の偏波面は乱れていると思います
発信器のアンテナは、元々縦方向に立つようなイメージで(動物の体から離れるように)作られていますので、垂直偏波がより実態に近いとは思います
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車載無指向性アンテナ(マグネット基台付き)
安価なモノでは¥3,000位から、¥6,000位まで
複数種あります(送料別)
受信機接続コネクタは、要指定
BNC or SMA
LR−03は、SMAです |
車載用無指向性アンテナ(マグネット基台・給電ケーブルセット)
高利得と言われるモノはエレメント長が長いものです
この高利得というのは、平原や尾根のような見通しの良いところで得られる利得で、沢や谷間を走っているときは、該当しません(打ち上げ角を低く絞ることで、利得を得る方法がとられています)
長いアンテナは、走行中に枝などにぶつけるケースが増えるだけで、むしろ打ち上げ角が高い、すなわち短いアンテナのほうが有利に働きます(高い角度から電波が入ってくるケース)
左写真は、その一例です(エレメント長:50cm程度)
また、指向性を持った高利得である八木アンテナより無指向性のアンテナのほうが良く聞こえるケースもあります
これはマルチパス・・・反射などで複数の方向から電波が入ってくるケースに起こることです
これら、電波環境によって生じる現象に惑わされることなく、探索を目指しましょう |
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