システムの発展性について | |
●行動域調査の無人化 ●より早い時期に接近警報の発令 |
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1.電源確保 上記の例は、全て商用電源を使用しています 今回の仕組みでは、民家に近いところで機能しないと警報が役に立たないと言う理由もあります 民家に近いと言うことで、電源確保は楽でした 使い方(設置場所)によっては、商用電源が簡単に使用できないと言うケースも考えられます そのような場合には、ソーラーパネル等を使用した独立電源の出番です このなか(自然エネルギーの活用)でご紹介の、「風況調査システム」が相当します 消費電力は、こちらがはるかに大きいですから、システム全体は少し大きくなります 商用電源使用時より雷に強いのもこの独立電源の特徴です(大地から絶縁されているため) 本システムは、回転灯も含めDC12V運用が可能です 消費電力の問題(一番大きいのは回転灯!)をクリアするだけの容量をもつ独立電源を用意することで、商用電源のないところでも設置・運用を行うことが可能になります センサー部分としてだけ本システムを利用し、無線でその情報を飛ばして、別な場所でアラームを出す・・・こんな使い方ももちろん可能になります 1.離れた場所での監視 携帯電話のMail機能を利用することも可能です 上記のシステムより規模は大きくなります(なにかコンピュータという臭い?のするものが必要になりますし、携帯電話も必要になります)が、受信システムそのものは、現状でも対応しています(受信周波数、信号レベルの外部取り出しが可能) この出力を利用して携帯電話のルートで離れた場所で監視(データ受信)が可能になります 電源の確保については、上記独立電源で問題は解決できるでしょう 専用にワンボードコンピュータを設計してみようかな!? どちらか使っていただけるユーザーさまがいらっしゃいますか?! 一方で、携帯・PHSそのものを発信器とした方式が考えられます この場合、電源の確保が困難・・・・2年間電波を送り続けるだけの電源容量確保が困難です 現在、この方式で実験に取り組まれている例を見ても、電源の持ちは6カ月程度のようです また、基本料という固定費用が1台毎に発生します 複雑な構造のものを野生動物に取り付けて2年間安定な動作を保証というのも難しそうです 過去の行動域調査データがあるなら、その行動範囲を把握・カバーできるだけのいわば親局としてここにご紹介のシステムを設置して、そのカバー範囲に入ったことを知らせることで、より継続的な監視が出来るのではないかと考えます 警察庁のパトカーのようなイメージ・・・・交差点の信号機とのやり取りで、この位置(範囲)にどのパトカーがいるかを知る・・・です。 |
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熊対策に応用が利かないか? こんなご相談を受けました |
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上記の発展性とかぶる(重なる)ところがあるかも知れません どの方角から・・・・進路予想を正確に、それも早い時期に(=離れた位置から) 熊の行動範囲は猿などとは比較にならないほど広範囲、離れた位置からその場所、あるいは方向が検知できれば、それはもう最高!! 指向性を持ったアンテナの採用で何とか・・・・と考えたいところ 指向性を強めることで、その電波飛距離も大幅に向上しますし、方向も絞ることが出来ます ただこれは理屈の上のお話で、具体的なシステムとして構築するには、「費用」と「頭、いや時間!」がそれなりに必要です でも、挑戦してみる価値はありそう・・・・ また、猿のように谷間を利用して・・・とは、行きません 見通しの良い尾根に設置・・・こうなると独立電源とケータイを使ったデータ電送も考えないといけません 相応のご予算を取っていただけるなら、頑張りま〜す!! 熊に関しては、捕獲して発信器をつけたとしても、その信号が聞こえるのは、放した直後ほんの数分間・・・その後、誰もその信号を聞かないと言うのが、この世界の実体のようですから・・・・ |
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青電舎:担当 堀 |
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