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上手にコンパクトにまとめてあります
整然と美しいレイアウトです
VC類は、ブッシングで浮かせて取り付けられています |
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リアパネル
以下の用意があります
・AC入力
・Sメーターゼロ点調整VR
・アンテナ入力端子
ロッドアンテナのホルダーは付いていますが、入手した時点では、アンテナは付属していませんでした
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写真右から
12BE6 OSC/MIX
12BA6 IF BFO
12AV6 検波、AVC、ANL、AF-Pri
50C5 AF-Main
トーン切り替えが意外と効果あり
AF出力は十二分 |
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口径10cmのスピーカーが内蔵されています
トランスレスですので、コンパクトに仕上がっています
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リアパネルに、BCバンド用のバーアンテナが取り付けられています
3つ見えているコイルは、アンテナ入力コイルです |
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シャーシ底面
RF可変コンデンサには、タイトトリマが採用されています
左端の群は、OSCコイルです
バンドSWや、AF-VRなどは、パネルに直接ではなく、折り曲げたシャーシに取り付けられています |
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フロントパネル分解
メーター交換を終えたところです |
フロントパネルを取り外した状態です |
メーターは壊れていたため取り外しています
ジャンク箱を探して、交換できそうなメーターを探しました
なにせ昨今のご時世で、同等に使えるものが簡単に入手できません
幸いにも、同じ形状の38型のメーターが見つかりました(フロント部の厚さが少し厚いだけで、メーターパネルもそのまま交換できました)
ただ高感度(多分100μA)なためシャント抵抗を別途用意しました |
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手持ちのメーターを取り付け、フロントパネルを仮取り付けしたところ |
メーターは、入れ替えのため取り外しています |
カーソルが二つ
黄色が、スプレッドダイヤル
赤が、メインダイヤル
ダイヤル最上段に0−100のスプレッドダイヤル目盛りが用意されています
100にセットするように書かれています
この状態でハムバンドの上限にメインダイヤルを合わせ、低いほうに向かってスプレッドダイヤルで選局する方法です
長方形の白い部分は、照明ランプのカバーというかフィルタに相当する部分です
点照明にならない工夫がされています |
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暗がりでの照明はこのようになります |
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作業中に、漏電ブレーカーが落ちました
やるかなと思ってはいましたが案の定・・・
ACラインに関係したオイルコンデンサを2個交換、絶縁不良です
IF周りのバイパスコンデンサに、本来セラミックコンデンサかなと思うところにもオイルコンデンサが使ってありましたので、ここはセラミックコンデンサに交換しました(やはり絶縁不良が見られました)
IF/BFO動作が安定になりました
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特徴的なのはBFO回路
IFアンプのサプレッサーグリッドを浮かすことで一種の自己発振です
BFO用に発振回路を設けなくて済むという簡易な方策です(5球スーパーの機器構成で、ビートをかけてCWが聞こえる)
同様の使い方としては、Hallicrafters SX-140 でも採用されています(こちらは、RFゲイン調整と合わせて、SSBが復調できるくらい安定な動作)
お話を戻して、本機ではサプレッサグリッドから単線で40cm以上VRまで配線してあったので、ここは細い同軸ケーブルに変更しました
電源の傍を通っていたことにも起因するかもしれませんが、濁ったビート音から改善がありました
それでも本機は残念ながら、とてもとてもSSBが復調できる様子はありません
CWさえも強力な信号には厳しい・・・RFゲイン調整が別途必要な状況です
受信感度などについて
慎重に調整した結果ですが、7.1MHz AM30%変調で、S/N10dbを得るのに6μVの入力と、結構高感度です
またBFOをONにして、発振手前まで上手く調整すると、4μV程度でS/N10dbが得られました
いわば再生方式の受信です
同時に、選択度が向上します
これらのことは新製品紹介記事にも記してありました
ただ実践時に、どれだけうまく調整して対応できるかは、オーナー次第でしょう
その昔、3.5MHz帯AMで電波を出しだしたころ、5球スーパー改造受信機を使っているというシャック紹介を多く受けましたが、確かに実用できそうです
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