送信機の送信出力(電力)は気になります
ちゃんと動作しているのかどうか、時々点検したくなります
酷使すると、終段も痛んでパワー低下を起こすことも・・・
また送信機の点検・調整にも欠かせないものです(アンテナを繋いで外に電波を出せば、人様に迷惑をかける) |
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終端型電力計
終端抵抗を内蔵しない通過型の電力計に対し、正しい例えば52Ωの終端抵抗を内蔵しています
従って、送信機から見ると正しい負荷(仕様通りの負荷)を繋いでいることになります
終端抵抗:ダミー・ロードとも称されます(まさしく疑似負荷)
ここで計測される電力が、正しい送信出力となります
終段入力と、ここで計測された電力で、終段の効率も算出できます |

いわゆる計測機器として製品化されたもの
アマチュア無線の世界では、このフジソク製品はあまり知られていません
一般に知られているのは、今は無きKURANISHI製品でしょう |
2つの違い パワー・レンジもそうですが検出方式が異なります
バッテリ・チェック・ボタンがあるほう(上写真右:60W)は、熱電変換方式
なにもないほう(15W)は、ダイオード検出方式
計測範囲は、いずれも〜500MHzです
熱電変換方式のものは、DCから対応、ダイオード検出方式のものは、1.6MHzから

1947年の創業のフジソクは、日本電産コパル電子、日本電産(ニデック)と変遷
ニデックにとって計測機器は不要とされたようで、2022年には全て製造を終了 |
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KURANISHI製品の一部です(終端電力計)
1300MHzまで対応するものや、Max2W以下3レンジと低電力を測るものなど
このほか、多くの種類がありましたし、リーダー電子ほかにも製品がありました
ただ100Wが2アマ上限だった頃の製品で、200Wレンジはほとんどなかったと思います |
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こちらは油冷を採用した大電力に対応したもの
終端抵抗器がオイルに漬かっています(動かすと、ちゃぽちゃぽ音がします)
B&W Model 374
KURANISHI RW1000Dは、このものを模したものでは? |
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最大1500Wスケールで、2−30MHz に対応
レンジは、15/50/300/1500Wフルスケールの4段
電源は、オイルの温度上昇を検知しアラートランプ(赤灯)を点灯させるためのものです
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電力測定としては、パワーアッテネータを採用し、測定器としてのパワーセンサを使用して
行う方法があり、きっとこの方法が正確さにおいては一番でしょう |

GIGATRONICS + 30W(Peak150W)アッテネータの組み合わせ例 |
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| こうして改めてみると、いろんな種類、方式があります |
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