9/18//2005 吉備雑感日記  記事
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日本画・墨跡・屏風展

連休前の金曜日、送られてきていた展覧会の案内状が妙に気になって出かけてきました。そしてその感想は!・大満足!!。会場に2時間近くいてじっくりと絵を見てきました。その展覧会の名前は「日本画・墨跡・屏風展」まったくそのままのタイトルです。岡山天満屋の6階葦川会館で明日(19日)まで行われています。また、10月14日〜17日までは天満屋倉敷店5階催場でも開かれるそうです。

7/10//2005 吉備雑感日記・「すその」
http://plus.harenet.ne.jp/~tomoki/image/2005/071001/index.html

上記で少しだけ触れましたが、優れた作品が美術館のような場所で展示されるだけではなく、それぞれの生活の中に入っていく姿、出会い、今後も社会の中である種の価値観が生き続けていくように、即売会の形式であったとしてもこうした展覧会の開催、生の作品に触れる機会の重要さを感じました(購入できる出来ないは、また別の話として・・・)。

 

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 ■ 我が家に届いた左画像の冊子の上に乗っている葉書一枚。はたして私の心を引きつけたのは何か?

掲載されている絵は昭和の大人気作家のものです。葉書の大きさも普通で、また掲載されている絵も8号程度であり、よくある?デパートの物故作家展かな・・・・とも思ったのですが、タイトルにある「屏風展」の文字が気になったのです。

葉書に書かれ、並んだ出品作家名はそうそうたるものです。はたしてどんな屏風が来ているのか?どちらにしてもおそらく一隻か二隻程度・・・とは思ったのですが、街ではもう一つ回りたい展覧会も開催されておりあまり大きな期待はせず向かったのです。

会場に入ってみてびっくり、予想以上にたくさんの屏風が並んでいます。また掛け軸も数多く並びその質がとても高い・・・・。美術館のガラスケースの中に収まっていてもおかしくないような作品が生の状態、それもすぐ近くで見ることが出来るのです。

技術の凄さ、絵心、豊かさ、描いた作家名などどうでも良いほど絵自体が語りかけてきます。

もちろん絵を見るうえで知っておくとより楽しめるような知識の存在、技術や作家名、歴史を知ることによって古い絵の理解を助けてくれる事もあります。現代のアートが何故あのようになったのか?そのこと自体もある意味で過去を見直すことでより意味を持ってくることでしょう。現在の教育のありかたが問われているのかも分かりません。

今は何事にも消費の速度が速すぎると以前書きましたが、作品自体は残ります。この現代の流通の中で生き抜いている古い方々の凄さ、作品自体の力を再認識する展覧会でした。

 


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