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15日(金)                                               
翌朝8時に出発。再びタンジュン・ルーへ向かう。加藤さんが主催するリバークルーズ。
島のシンボル シロガシラトビ  (撮影:山田泰照)
  2隻のボートは、屋根付きでマングローブ保護区やタイ国が望まれる外洋の島までのクルージング。アオショウビンシキチョウエリグロアジサシの他フルーツバット、イグアナ、カニクイザル、シオマネキ、多くの熱帯魚などを身近に観察する。シロガシラトビトビシロガシラウミワシの餌付け時間に、至近距離から優雅な猛禽類を堪能できた。 最後に、シオマネキ、ムツゴロウなどが間近に見られるマングローブ林の中をゆっくりと進む。マングローブとは、日本では漂木(ヒルギ)と呼ばれ230年前に沖縄地域で発見され、淡水と海水が入り交じる地域に生育する植物群の総称とのこと。世界の115種類の内タンジュン・ルーには10数種類が確認され、そのうちの5種類が観察でき、マングローブの自生林の持つ浄化作用は、一般植物の5倍以上とのこと。是非日本に持ち帰って増やしてくださいと熱っぽく語る加藤さんから土産に各自に長さ80センチもあるマングローブの種がプレゼントされた。ただ今わが家でも2本成育中。
写真班のボート 垂れ下がるマングローブの種(長さ80cm)
マングローブ保護区 (撮影:渡辺)
 帰路、山田団長がどうしても寄りたかった最高級のリゾートホテル「ザ・ダタイ」で昼食を取る。サンドウィッチやカレーなど値段も1品15〜40MR位までと結構リーズナブルであった。熱帯雨林のジャングルの中にひっそりと建てられたダタイは、何気ない調度品一つからその品格が感じられた。
ダタイのレストラン風景
美味しかった料理
 ホテル近くの水田地帯で停車し、四方を双眼鏡で見渡すと、インドトサカゲリナンヨウシヨウビンがあちこちにいるではないか。遠くに農耕用の水牛が草を噛み真中をスピードを上げた自動車が行き交う場所である。
 ホテルでしばし休憩を取り、16:00出発。水族館・免税店を見てから向かったのが、島の東部にあるマハティール首相が設計したといわれるタイ料理レストラン「バーン・タイ」。車を降り、マングローブの林の中を450mほど歩く。天井が吹き抜けとなったタイ式の木製の建物、周囲のマングローブ林とうまく解け合っている。魚介中心の初めて味わうタイ料理に皆満足の様子。
バーン・タイの入口
マングローブ林に囲まれて
バーン・タイ入口での野鳥解説 (撮影:渡辺)