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いろは保育の役割と使命
  いろは保育の略年譜
 
 
 
 
 
 
 
入園当初の園児にとって保育園はどんなところに映っているのでしょうか。生れてはじめて出合う集団生活、なんとなくおちつかない場所かもしれません。これまで母親を中心とした家庭の中で育っていたのが、急に大勢の友だちや先生と一緒に生活するのですから戸惑うのも無理はありません。




しかし、心配はいりません。入園後、一ヶ月もたてば友だちもでき、園でも生活にも慣れ、楽しく遊べる場所に変わっていくのがふつうです。でも、中には入園までの家庭における養育の状況によって、早く園生活に慣れる子と、少し慣れるまで時間のかかる子がいることも事実です。家庭においても、園児が一日も早く園に慣れ、楽しく登園できるよう配慮してください。園での子どもの生活時間は長い。子どもにとってもさまざまな出来事に出くわすうちに、人間として大切なものが育っていくものと考えるべきでありましょう。

保育園は何より増して、自立の能力が育てられるものです。その意味で、本園では「いろは生活保育」要領を設定し、足を大地につけた、一貫した保育の基本的なありように全職員が取り組んでいます。園での長い一日の生活の中から、約束ごとも理解でき、整理、整とんもできるようになっていくものです。また、排泄、睡眠、食事、運動等の生活習慣づけはしらずしらずのうちに体として身についていくものです。

特に本園では、後に来る児童期に与えたのでは遅すぎて、取り返しがつかないものがあるとしたら、それは何か。 換言すれば、幼児期にどうしても与えなくてはならない体験や経験等、あらゆる刺激をひっくるめて、人間として健全な発達をしていくうえでの基礎的な要素といえるものは何かを追求していくものです。


今日、私たちの保育の現場は人間と人間、人間と自然(宇宙、動植物等)、大人と幼児、幼児と幼児などのかかわり合いを、どのように現実の生活場面にとらえて、これを血肉とし、未来にどう伝えていくかが問われています。これは、幼児教育の現場の課題でもあります。いうまでもなく人間の歴史は生活の歴史でした。

保育園における「生活の主体は児童にあるべきであろう。」(「いろは保育要領」)この意味で、保育園や保護者等は児童が豊かな生活ができるよう、その発達を援助、育成していくための、応援団的役割を担うものです。


未来に生きる児童たちに大きな希望と勇気を持たせ、大きな成長、発達していくための生きた栄養素を存分に吹きこんでやりたいと努力を重ねております。
 
 
 
昭和48年7月 社会福祉法人山陽児童福祉会設立認可(厚生省収児 第454号)
創立者 舟橋孝禮が理事長
昭和49年4月 山陽いろは保育園開園認可(岡山県和福 第5号)
園長 舟橋 裕子
昭和60年4月 清風いろは保育園開園(財団法人日本船舶振興会補助事業)
昭和63年10月 舟橋理事長、論文三篇「福祉施設士文献目録」(全社協)に採録される。
平成5年3月 清風いろは保育園遊戯施設竣工(平成4年度 財団法人日本中央競馬福祉財団助成事業) 施工/大和ハウス工業(株)
平成9年9月 山陽いろは保育園園舎新築のため下市より、中島地区仮園舎へ移動
平成10年3月 山陽いろは保育園園舎竣工 平成9年度国県補助事業 施工/(株)浅沼組
平成11年3月 清風いろは保育園併設民間コミュニティー児童館 竣工
平成12年4月 山陽いろは保育園 日曜、祝日保育開始
   
 
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