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1.保育園における相談の意義(設置趣意)
核家族化、少子化の進行や都市化の進展等に伴い、家庭内あるいは地域社会において、育児に関する知識等の伝承、育児についての見聞や経験がすくなくなっているとともに、近隣に相談相手がなく孤立化しているなどから、育児に悩む保護者が増加している。したがって、保護者にとって身近に育児についての相談場所が求められてきている。そこで、乳幼児の保育を実践している保育園が地域における身近な相談窓口として、その有する保育の専門機能を活用して、育児についての相談に応じ、保護者の育児不安の解消を図り、乳幼児の健全育成をねがおうとするもの。昭和59年に乳幼児健全育成相談事業が制度化された。さらに平成10年度改正児童福祉法によって、保育園における平常業務になり今日にいたっている。(児童福祉法第48条の2)さらには、地域福祉の推進、充実に向けたサービスの展開こそが、期待されている。(社会福祉法第3条「社会福祉サービスの基本理念」)
2.保育園における相談事業の位置づけ
本来の保育事業が損なわれないことを前提として、施設の社会化とい点から、園児とその家庭のみならず、一般家庭をも対象として、保育専門的機能を地域社会に向けて相談事業を行う。
3.名称・場所
いろは保育園 家庭子ども相談センター 赤磐市下市412番地1
4.施設・面積
敷地588平方メートル 木造モルタル2階建 延床面積 112.5平方メートル |
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基本的生活習慣 |
項 目 |
相 談 内 容 |
睡眠 |
夜泣き、昼間寝ない |
食事 |
授 乳 |
乳をはく、授乳時間と量 |
離 乳 |
時期 |
離乳食 |
離乳食の作り方 |
衛 生 |
歯のブラッシング |
食 事 |
偏食、おやつの与え方 |
排泄 |
おむつがとれない、夜尿 |
その他 |
衣服の着脱 |
発育・発達 |
発達 |
ハイハイしない、首のすわりが遅い |
身体の発育 |
体重が増えない |
言葉 |
言葉の遅れ、どもり |
社会性 |
母親から離れて遊べない |
性格 |
乱暴、わがまま、盗み |
くせ |
指しゃぶり、爪かみ |
その他 |
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医学的問題 |
湿疹、難聴、目やみ |
生活環境 |
家庭 |
親の育児態度、家庭不和 |
近隣・地域社会 |
近隣との不和 |
育児方法 |
健康 |
薄着、赤ちゃん体操 |
しつけ・教育方法 |
ほめ方、しかり方 |
その他 |
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1.在園児以外で家庭保育をしている乳幼児の保護者 |
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○子育ての情報のニーズ |
○子育て上のニーズ |
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○子育ての悩み |
○子育ての不安 |
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2.在園児の保護者が家庭で保育をするうえで因っている問題への対応
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○子育ての情報のニーズ |
○子育て上のニーズ |
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○子育ての悩み |
○子育ての不安 |
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3.入園相談 |
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○保育所保育への不安 |
○アレルギー |
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○偏食 |
○内向性等集団への適応 |
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○ひろく子ども適応 |
○障害児 |
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○保育所保育内容への対応 |
○保育所入園手続き、費用負担 |
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○参観 |
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