DRAKE FS-4
DRAKEの受信機、あるいは送信機をゼネカバ対応とさせるべく用意された局発用の外付けシンセサイザです
送受信機のクリスタルソケットに差し込んで使う・・・そんな原始的というかシンプルな使い方です
局発用クリスタルに入れ替わって・・・です
対象としてR4/T4(R-4A)シリーズ以外に、本機に内臓されるクリスタルを交換することで、SPR-42-C等にも対応できます(後述)
今時でしたらDDSか何かで対応した方が簡単そうですが、この時代にあってこのような商品が提供されていたことは、高度な技術を持っていたDRAKE社ということになろうかと思います
1977年のDRAKEカタログでは、$250 当時のレートは $1=¥240 でした
余談ですが、R-4C $599 、SPR-4 $629 の記載です

上の写真では暗く見えますが、 ご覧のように1  4 . 0 をセットしています
リアパネルの様子
極めてシンプルそのものです
3つの穴は、バンド切替SWのベークライト製の棒を抜くために開けられているもの
基板の取り外し時には必要です

AC電源入力とオシレータ出力端子だけです
あとは、先端にクリスタルソケットに差し込める形状を持ったケーブルが1本あればOK、です
発振しなくなったクリスタルを分解することにしましょう
クリスタルソケットに差し込めるピンのついたケーブルが付属していました
シャーシ上面

修理のためケースから取り出して、シールド板を外したところです
故障不動品(正しい発振出力が得られない)ということで入手したものです
(上部に写って見えるのが外したシールド板)
マザーボードに基板が3枚立っている形状です
周波数カウンタとRFボルトメーター代わりにシンクロスコープ(〜400MHz)を使って調整中(我流です!)
左に見えるアルミ板は、取り外したシールド板です
上写真でも分かるように、周波数表示は、ダイヤルです(その昔は、ニキシーか何かかと、思っていました!)
周波数ダイヤルのバックライト点灯中です
思えば、RFボルトメーターを使うシーンが無くなりました
犯人は、ここの部分(5MHzクロックの載っている基板)に
左端のIC、下側MC4044の交換修理の形跡があるのですが、ピン配線が違う・・・信号を追って気付いたもので、配線を正常にやり直しました
IC交換時にプリントパターンの損傷が生じたようで、空中配線がしてあり、ここでミスが発生していました
これで一部ではありますが、正常に動作をするようになりました
シールド板を、元の位置に取り付けています
正常に出力されないバンドが生じる原因は、この基板(VCO発振、Lock基板)にあるコイルが正しく調整されていないことにありました
我流ですが、各バンドについて安定に出力されるように周波数を何度も切り替えながら繰り返し調整しました
中央に見えるクリスタル
HC-25/U(HC-50/U)のもの(現状は、9.6MHz)を入れ替えることで
本来のR4/T4(R-4A)シリーズ以外に
SPR-4(9.59MHz) や、
2-C(9.5MHz) にも使用が出来るようになります
取り合えずSPR-4用に、9.59MHzのクリスタルを特注しようと思っています
2-Cも持っているので、9.5MHzも一緒に手配することにしましょう 
本当に使うかどうか、怪しいものですが・・・・
2023.05  JA4FUQ

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