獣害対策ロボット

第11回全国鳥獣被害対策サミット(2024.02.15開催)に出展、その時に配布した資料から
表面(こちらのもので生活圏の線引き、ゾーニングを説いています) 
裏面(こちらの裏面で、仕組みを解説しています) 
現状における大きな問題は、野生動物が人の生活圏に侵入してくることであり、その一番の対処は捕獲ということで対策がなされています
人里を知っている野生動物の捕獲が進む一方、人里を知らない野生動物が人里、すなわち人の生活圏に出てこないよう、そこに線引きが必要になります
この線引きが出来なければ、いつまでも捕獲という対策をし続けないといけないことになります
野生動物は増加し、人は高齢化あるいは人口減という地域の現状の中で、勝てる見込みのもてない終わりなき戦いの世界です
互いの生活圏の線引き(ゾーニング)ができれば、人も野生動物も、そのいずれもが自分の生活圏で安心して暮らせるようになります
このことは人にとっての安心と同時に、野生動物の保護にもつながります
野生動物は、自分たちの生活圏で得られる食料の範囲で生息・繁殖する(できる)わけで、人里で効率よく食料を得ることで、生息数が大幅に増えている昨今のような形にはなりません
今までの獣害対策努力、捕獲の先を見据えた、持続性のある獣害対策が望まれます
その昔はできていた生活圏の線引き・ゾーニングが、多分ですが、獣害対策の最終の目標になるのだと考え、人口減の中で出来る方策として「獣害対策ロボット」を開発・提案しています

余談ですが、サル接近警戒システム『猿人善快』も、同様に生活圏の棲み分けを目指したものです
追い払いをする、あるいはそこに住む方に、野猿が近づいて来た・・・・と、あらかじめ通知ができれば、その人たちが動くことの出来た頃には、十分なゾーニング効果が得られていました
が、追い払いをする人、そこに住む人がいなくなった地域にあっては、残念ながら野猿接近の予知機能は、その効果を失いました
その動ける人の代わりまで、考えなくてはならなくなったのが昨今です 
人が出来なくなったことを機械(ロボット)に置き換える・・・今風です
 映像のAI識別によるリアルタイム監視通報システム
以下、開発のスタートから現状まで、時系列にご紹介します 
画像のAI識別による検知・・・カメラに依存するところが大きいですが、活用できる範囲も広いと考えられます 
簡単に表現させていただければ、人が目を凝らして監視していることと同等の結果が得られます
  
見込まれるニーズ
中山間地域における獣害対策 そこに住む方も激減し高齢化も著しい、現代の社会問題のひとつ
    以下、現状を身近に知っている中で、挑戦していることをご紹介します
   
野生の接近警戒 公園やキャンプ施設など、自然に近い場所での、想定外の野生との遭遇対策
飼育施設への野生の接近(鳥インフルエンザ、豚熱等の感染予防策)
    空港や大型風力発電機等で生じる、バードストライク問題の予防策
私にとって身近な中山間地域の問題から取り組みをスタートしました
開発の背景と期待について

国の定める鳥獣保護法の中に、鳥獣保護事業計画という条文があります。
各都道府県は、この計画の策定を義務づけられていますが、野生を相手に計画そのものの評価が難しく、結果として鳥獣被害への対応のほとんどが、狩猟と有害捕獲による「個体数の管理」に終始し、そのことが獣害被害を減らす上での効果に繋がっていないという、すなわち獣害が一向に減らないという現状があります。
現状で獣害対策において、一番効果的といわれているのは、柵の設置です。
聞くところによると、全国で過去に6万Kmの設置が行われ、実際に稼働しているのは(役に立っているのは)、その20%程度、80%は、保守が伴わず結果として役に立っていないそうです。
6万Km・・・東京−岡山間が600Kmですから、膨大な長さ・距離です。
保守・・・結局は下草刈りですが、これを行う手間がとれていないことが、必要な柵の管理につながらず、結果として効果が継続しない大きな要因となっています。
 電気柵:下草が絡めば漏電して電圧低下、こうなると本来の機能はしません。
 一般柵:下草が積みあがれば、柵を飛び越える足場になる
      体が隠せられるようになれば、そこ(柵・ほ場の傍)に定住すらしかねません。
      そうなれば、通勤時間はなしになるわけで、その分被害が増えます。
いくらコストをかけて柵を設置しても、獣害が減らない、ということになってしまいます。
そこで、手間のかかる保守を伴わない、すなわち面や線で対策を行うのではなく、ポイントで対策を行える仕組みを考えました。
本システムは、言わば狩猟者が24時間態勢で、そこに立ち続けているのと同じ状況を作ることを目的にしています。
実際には実現出来ないことを、システムの手を借りて具現化することを目的にしています。



単純な忌避行為では、相手が慣れて(学習して)しまうことで、長期間の効果継続は難しいものがあります
また、あまりに激しい?忌避行為は、効果があったとしても近隣の住民からクレームの入る原因となります

1.自分が狙われているということを自覚させる「追尾による忌避行為」
2.対象が間違いないターゲットだという「誤認識のない識別」
この2点が、上記課題の解決になると考えています


識別した相手を画面中央で捕捉できるよう追尾する様子をご覧に入れます(映像時間:約1分40秒)
追尾の目的は、対象を追った忌避行為を行うためです
このカメラの動きに忌避具を連動させれば(カメラに取り付ければ)、その目的が達成します
この映像を撮った装置は、AI学習のためにエゾシカの映像取得を目的に設置しているもので、忌避具は取り付けていません
しゃがみ込んだこのあと、一度識別から外れ、またカメラは旋回して対象を探す動作をはじめます
その後、立ち上がった時点で再び識別し、このカメラで捕捉されなくなるまで追尾を行います
見失った時点で、再びカメラは旋回を始め対象を探す動作に戻ります

具体的な設置の様子や、忌避行為の実証等については、順を追って下段でご紹介します

以下、ここまでの経緯で、なかなかの大変さがありますし、当面続くでしょう
特許出願を終え、試作機を出展しました



スマート農業を目指す先端技術フェアin岡山

2021年11月11日(木)、12日(金)の2日間 
JR岡山駅と通路でつながった岡山コンベンションセンターで開催されました



出展当日に配布したチラシです
印刷コストはほとんど変わらないので、予想された来場者数の2倍以上の枚数を用意しました
残ったものを時々ですが、関係のありそうな方への何かの便に同封しています


本ロボットは、
カメラで得た映像からターゲットを識別し、その動きに合わせて(動きを追って)光、あるいは音など忌避手段でもって、カメラに捉えられている限り、追尾し続けるという装置です
認識した情報は、記録できますし、通信インフラがあれば送ることもできます

対象は、映像があればAIで学習します
カメラは、対象に合わせて選択します(標準品を用意)

忌避手段を稼働させなければ、行動域調査・・・例えばヒグマの監視ポストのような使い方もできます


現試作機から、2パターンの製品化を目指しています

1.頑丈な構造のモデル
  集落を守る・・・昔の城門のイメージ?もちろん相手は野生
  自動車専用道や施設への野生の侵入阻止
  等々、いわば固定化した使い方を意識したモデルで、電源は商用電源とします

2.省電力化を進めた安価なモデル
 ソーラーパネルとバッテリで稼働できる、すなわち移動できる「案山子」イメージで、なるべく安価なモデル
 この場合の運用イメージですが、獣道からの出入り口を意識した場所に設置し、この地に来ると自分が狙われると野生に学習させます
 その場で効果を上げれば、次の同様の場所に移動・・・、これを繰り返します
 当然経験/学習したことのない害獣も現れますから、持ち回り(ローテーション)運用は必要と考えますが、必ずしも同時に多くの常設は必要ないのでは?と考えます(順に追い詰めればいい、という考え方)
 ここを塞げば、あそこに出てくる・・・あそこに、集中的に罠を仕掛けるなど、作戦を立てることで捕獲の効率アップにもつながると考えます
 一発?で、ある範囲を同時に守りたいということになると、同時複数設置の必要にかられることになります
 害獣に学習させる時間を、人間の側がどう考えるか、です 

 
獣害対策ロボット試作機がメインの出展の様子です

会場入口を入って目の前に、2小間使った出展です
M16とサウンド攻撃の実稼働については、今回の出展に間に合わず、超指向性スピーカーによる音の届き具合を体感していただくところまででした

向かって右のディスプレイ画面は野生動物を映した映像で、その映像をカメラで写し、ターゲット処理した様子を左ディスプレイ画面で表示させました
その処理した(認識した)ターゲットに向けて、レーザーポインタを動かす・・・これが写っている白い頭の部分の動きです

 
動物を対象として識別している様子です
左写真は上記左ディスプレイの表示を写したものです
試作機は、そこそこパワーがあるので、この写真のように同時にかなりの数をシカとして認識している様子が分かります
もちろん頭数を数えることもできます(認識した動物種別と数を、時間の範囲で)

識別はAI手法
対策の必要な相手の映像があれば(なるべく多くの映像)、識別相手として学習して対応します



M16を模した電動ガンと屋外用パラメトリックSP
忌避手段について
例えば、相手がサルであれば、もしかしたら銃が自分のほうに向けられただけでも、その時点で逃げるかもしれませ

現在具体的に採用を考えて準備を進めているのは
1.バイオBB弾
2.超指向性音波/パラメトリックSP
  音源は、mp3で色々選択可能
3.レーザー光
などです

本ロボットの基本動作は、
相手を識別して追尾、そしてトリガを引く、です

 
こちらは頑丈モデルに予定している機構です
カメラや忌避手段は、この渋く光輝く筐体に内蔵/取り付けします
電動ガンの衝撃(反動)などものともしません

この筐体は、SUSの削りだしで防爆仕様、船舶での利用にも耐えられる構造を持っています
ただし、非常に重たい・・・
設置には、アンカーを打つような基礎が必要かもです

 見た目も重要!?
案山子風に  
将来的な普及モデルに向けた
小型モデル・イメージ
             将来的な普及モデルに向けた
大型モデル・イメージ

 出展の様子等から、獣害対策全般について、地元新聞に取り上げられました
山陽新聞 2022年4月6日 朝刊より

製品開発は、大型/頑丈モデルを先行しています
こちらが落ち着いたら、軽量/安価な普及モデルへの取り組みです
それまでには実証実験など、しなくてはいけないことが山とあります
2022年中の製品化を目指しています

本ロボットは、相手や使い方を選びません
対策あるいは対応を必要とする相手(対象)の映像と、その相手が嫌がる忌避手段があらかじめ分かれば、獣害対策ロボットとして稼働します
もちろん固定化したものではなく、相手の選択もできれば、忌避手段を選ぶ(使用しないのも選択のひとつ)ことも可能ですので、特定の相手にだけ対応できるという専用のロボットではありません
対象は、AI学習・・・映像があれば自身で学習します
忌避手段を使用しなければ、調査目的にもうってつけでしょう
獣害対策として、最後まで問題というかテーマとなるのは、忌避手段です
研究者の方とのコラボが必要と考えています

野生動物との共生
私の考える中山間地域における対野生の理想は、この獣害対策ロボットで、ある範囲(エリア)を囲み、殺生をすることなく、結果としてその囲んだ範囲で生存できるだけの頭数に制限した野生の個体管理です(野生は、そこで得られる食糧分しか生存できません)
簡単に言えば、野生と人間の生活圏の線引きを目指したい、です
ある意味、その昔に帰る、とも言えます
この生活圏の線引きという大きなテーマについては、「サル接近警戒システム」の発想以来、ずっと継続して頭の中にあることです
人は自然の中に生かされている・・・自然界/地球上で人間だけが偉いわけではありませんね

開発作業の進行に合わせて、ご紹介できることは順次、こちらに掲載をいたします
本製品に対するご意見、ご希望、お問い合わせなどは、下記シグネクチャにある先までMail ください
_atmark_は半角@1文字に直してください、お手数ですがスパムメール対策の一環です、ご理解を

2022.01 屋外テスト
 まもなくスタート
手を挙げていただいた先があり、間もなくフィールド(実践の場)で稼働テストのスタートができそうです
まずは、映像取得からスタートし、その後忌避手段を装備し、実証実験を開始です
少々長期戦になるのではないかと想定しています
2022.03 実稼働テスト
 開始
左下、白い壁の上にカメラ部が見えます
この範囲に加え、もっと右方向にもカメラを振りながら検知・判定する対象を探します
検知して目的の対象と判定すれば、そのものを追います
現地 検知、判定、制御(追尾)・録画処理 + 遠隔録画&制御(調整)
携帯網接続ルーター使用

現時点では、忌避用(追い払い用)器具は取り付けていません
   
2022.03 夜間捕捉成功
タヌキ
実験開始6日後
実証実験を開始してから1週間、夜間の捕捉に成功しました 
最初の捕捉は、予想どおりタヌキでした
早速、場所をお借りした先に報告しなくては・・・

検知カメラがパンしながら対象を探します
対象を捕捉識別後、その対象が中心に映るように捕捉した相手を追尾します
忌避道具を連携させることを前提としています
目的とした対象ではないと識別されれば、検知カメラはパンを継続します

以下の映像は、対象物を検知し識別した時点でmail添付されてくるスナップです
いわゆる監視ポストであれば、この機能まででOKかと思われます
獣害対策に向けては、対象に対して有効な忌避具を使用して追い払うことになります
夜間捕捉成功2
タヌキ 
実験開始11日後
  夜間捕捉成功3
イノシシ 
実験開始12日後

映像が多く取得できるほどAI学習し、より精度が向上します
2022.04 サルの捕捉に成功
山を下りる時期と
なりました
   
獣道を歩いているところで検知識別できています
検知カメラからは50m以上離れたところを通っています
2022.08 装置を移設
シカの画像データ
取得は十分に
ことシカに至っては、3週間で1800回を超える検出が出来、AI学習には十分と思われるデータの取得が出来ました
イノシシに関しては、まだまだ数が増えません
どうも、暗視の赤外線発光/赤外線サーチライトを嫌って、出てこないように見受けられます

上写真の四角の枠は、対象を識別したというマークです
本装置は常に首を振って、対象を探します
対象を識別すると、今度はその対象の動きを追う動作をします
すなわち、赤外線投光器はその検出装置の動きと一緒に動くことになります
上写真のように、50m先でも十分映るそれなりのパワーがあるものです
シカは赤外線を嫌がらないというお話はよく耳にしますし、実際しっかり映っています
一方、イノシシは「赤色(赤外線)」は見えないというお話はありますが、上写真のようにサーチライトよろしく「明かり」が動いていることについては、少なくとも意識をしていることに間違いなさそうです
本装置の実証実験の中から偶然見つけた事象です

この場所では、シカの1割程度は出没すると事前にお聞きしていたイノシシですが、実際に本装置で検出できたのは、シカの1800回を超える検出に対して僅か7回でした(それも同じ2頭)
  独立電源モデル 検出機会が多いということもあって、上記近隣に2台目を設置しました
こちらは、ご覧のように独立電源タイプです
2022.11
11月9-10日
  札幌イベント
 =事前準備=
北海道札幌市サッポロファクトリーで開催される「スマート農業を目指す先端技術フェア in 北海道」 https://www.jataff.or.jp/project/consulting/kaisai-hokkaido.html には、以下の内容で出展することにします
11月9日−10日 北海道札幌市サッポロファクトリーで開催される「スマート農業を目指す先端技術フェア in 北海道」に出展する内容を決定しました
左写真は、どんな展示をしようか検討のため仮設置したときの様子です
ディスプレイは50型
マネキンは2体
大型(左側)のものには実際の稼働を再現できる仕組みを組み入れています
基本システム
360度の範囲で回転して対象を探索し、対象と識別すると今度はその対象を追尾します
識別すると、そのことをMail通知できます(もちろんインフラは必要)
映像は、記録あるいは配信(インフラ次第)できます
いわゆる『監視ポスト』です

Mail通知同様に、外部装置にトリガーとなる接点信号(電圧出力)の取り出しが出来ます
対象によって選択した忌避具の制御ができます

忌避具は、監視装置の動きと連動させることで、対象を追尾して忌避行為を行うことが出来ます
こうすることで、忌避行為への慣れが生じることでその効果の低下を防ぐことが出来ます
自分が狙われる雰囲気は、誰にとっても嫌なことです(ぜひ避けたいと考えること!)

探索、識別を行う装置と、忌避行為を行なう装置との組み合わせで、『獣害対策ロボット』の完成です
忌避装置については、獣害対策の経験のある方々、研究者の方々などの実績や要望を取り入れることができます
ご希望によりカスタマイズ対応します

今回の展示では、忌避行為のイメージとして
 1.エアガン(威嚇音とバイオBB弾の使用を想定)
 2.超指向性のパラメトリック・スピーカー(嫌がる音で追尾)
を用意します

こちらには、この開催案内チラシもリンクが貼ってあります
  11月9-10日
  札幌イベント
 =開催当日=
11月9日−10日 北海道札幌市サッポロファクトリーで開催される「スマート農業を目指す先端技術フェア in 北海道」に出展しました 営業日誌(2022.11)を参照下さい 
こちらが、当社のブース マネキンは2体準備したのですが、スペースのこともあって1体としました
写真にあるイノシシのパネルを持ってロボットの前に立って、実際に識別して「銃」を撃つデモを行いました
周囲の出展者の方には、あらかじめ実際に音を出して、時々騒々しい?というお断りをしてお許しをいただきました
大型ディスプレイは、現在稼働中である実証実験中の映像を流し、小型ディスプレイでは、この場での識別映像を映しました
   
インパクト勝負での出展です
展示の機器構成で、夜間60m先の鹿を識別します(実際の映像を流しました)
カメラは、360度パン、上下にチルトします(可動範囲は設定できます)
カメラ、投光器の能力に依存する部分でもあります
本システムでは、識別すると識別できる範囲で、その対象の動きを追尾して忌避行為が行えますので、同じパターンによる忌避行為の学習にはつながりません
自分が狙われている、というように学習させることが出来れば、この場には来たいとは思わないでしょう
マネキンスタイルを見て、この格好では、逆にヒグマに襲われる等のご意見もいただきましたが、もちろん忌避具も含め、対象を見据えた対応が可能なので、そのあたりのノウハウのご提供をというお願いをしました

今回配布したチラシ(両面印刷)です  ご希望の方があれば郵送します

海外製GPSテレメでお馴染み?のティンバーテックさんがお隣に、当社でも取り扱わせていただいている「ビニルハウスの自動開閉システム」を出展
なんとサブスクでのシステム提供も提案されています
翌週、旭川で開催の「ヒグマフォーラム」で、この獣害対策ロボットに学習させる映像の提供、実証実験場所など開発にご協力をいただける方を探す努力を社長さんがして下さるそうです
2023.01 AI画像識別
    ティンバーテック社長のご協力を得て、撮って送っていただいたエゾシカ・ヒグマの映像を学習させています
まず送っていただいた動画を大型ディスプレイに写して、AI識別を試してみたところ、エゾシカのメスについては、従来のニホンシカの学習結果で、そこそこ「シカ」と識別します
が、エゾシカのオスは「シカ」と識別しません(やはり立派な角のせいでしょう)
識別能力は高いといえます
2023.03  
 ・害鳥獣威嚇システム
特許第7228852号

特許証が届きました

鳥獣被害対策に限定することなく、この技術を活用・展開して、従来では解決できなかった「困った」の解決につながるよう努力したいと思います
 
(株)システム エイ・ブイと共同発明
2023.04 新たな目標に シカ・イノシシのAI学習を目的に、映像取得のために設置していた先の許可が出ましたので、忌避手段を持つ装置と入替を行います
AI画像識別には十二分な映像データを得ることが出来ました
次の段階としては、忌避手段の効果の検証を目的に、です
頻繁に野生が現れる場所ということで選んだ場所なのですが、何をするにも管理者の許可を得る必要があるところです
関係して、このAI学習を目的にした装置を回収・メンテして、次なるターゲットの映像取得を目的に新たな設置を行う段取りを進めています
2023.05 忌避具装着ほか 実証試験運用の充実を進めています
忌避具を装備した本来の?獣害対策ロボットをすでに回収したAI学習用の装置に代わり設置を行います
既に回収したAI学習用の装置一式は、新たなターゲット・・・エゾシカですが、こちらの映像取得に向けて移設の段取りを進めています
ちょっと時期が良くなく(遅くなって)、半年ほど開店休業になるかもという不安はありますが、十分な映像データが得られるまで待って、忌避具の装着を行う段取りでいます
最近出没情報がやたら多いと感じるヒグマについては、AI学習用の映像データの入手に向けて努めています
映像データは多いほど正確にAI識別しますので、収集に努力します
エゾシカのように、装置を設置して映像を得る・・・電源事情ほかヒグマの撮影には色々困難が伴うことが明白ですので・・・
2023.06 エゾシカ狙い
稼働開始
AI学習目的に映像取得のための装置を設置
下写真は撮影範囲の一部を切り取ったもの

エゾシカ狙いで、北海道下川町にAI学習映像取得のための装置を設置し、運用を開始しました
少々タイミングが遅く、ご覧のように雪はなくなり緑が茂ってきました
しばらく出没は期待できないかもしれませんが、稼働を続けます
1年間稼働させるといろんな事象も起こってくるでしょう、これぞフィールド試験です
春先に対象を捉えること(撮影)ができた場所です
設置・運用のご協力をいただいた下川町農林課、ティンバーテックほか関係諸氏に感謝いたします
2023.06 対象を捕捉
赤外線投光は平気
枠は識別を意味
早朝明るい時も出現
今回の設置時期は、現れるタイミングを外したか、と思ったのですが、なんと早速来場です
いい意味で、予想が外れました
来場は、夜間中心ではありますが、大胆にも?16時ごろから午前中お昼頃まで現れています
子どもを連れた母ジカも映っていて、餌場として定着している感があります
秋以降オスジカが、ハーレムを形成して群れでやってくる可能性に期待が持てます
設置8日で、30回程度の来場があり画像が得られまして、その学習から「枠」にあるように識別が出来ています
これら多くの映像をAI学習させて、より識別能力の向上を目指し、その後忌避手段を増設(装置入替)します
   
下川町設置の様子
 

前を監視
  カメラは、PTZ動作
暗視で60m先の対象識別が可能な投光器をセット
ここに、忌避具をセットすることも可能(現在は、AI画像学習専用)
実際の映像はページ上部でご紹介      
黄色線の右1

0度を監視
   出没する方向、おおよそ180度を監視対象にしています
2023.06 忌避装置
稼働開始
岡山県内に設置していたAI学習用装置を忌避装置を装着した装置に交換しました
管理者の許可が出ましたので、まもなく稼働を開始します
2023.07 忌避行為の実証 まず、パラメトリックスピーカーによる「音」による威嚇です
短いですが、映像で紹介します
ターゲットを狙った威嚇ということで、単純な音出しとは様子が異なることを実証です

映像紹介(別ページが開きます)
2023.08 珍客? タヌキに続き、キタキツネも識別・記録が何度かあります
残るは(欲しいのは)、エゾシカのオスとヒグマの実映像・・・です
赤外線投光器がサーチし、識別時は対象を照らして動きを停止していますから、一度はカメラ目線をします
このタイミングで忌避行為を行えば、自分が対象にされていることを即理解します
必死でそこから逃げることになります(上でご紹介の短い映像参照)

こちらの装置は、AI学習用のもので、忌避手段は持っていません(持たせていません)
従いまして、一度カメラ目線をして、何も起きないことを確認して捕食を続けてるというのが現状です
2023.10 成獣のオスジカを
捕捉
オスジカは、秋になるとハーレムを形成して現れると、事前に教わった通り、この時節になって初めて成獣のオスを捉えました
但し識別はオシリで、で
録画映像から、立派な角をもったオスジカの識別ができるようAI学習させます
映像取得を重ねることで、識別精度の向上を目指します
学習が進みました
あくまで感覚でですが、近くにヒグマがいると思われる時には、出没がありません
現地から、ヒグマを捉えていないかという照会がある時には、必ずそういう状況になっています
この場所独特の現象かも知れませんが・・・
2023.11 リアルタイム
監視通報システム
悪意をもって装置に近づく人であっても、その人に危害を加えることがあってはならない・・・こうした考えで選ぶ忌避手段では、野生に対峙はできない・・・野生を学習させることなくいつまでも追えるはずはないと、こちらが学習しました
獣害対策においては、少しの痛みを感じさせられるくらいの忌避手段は必須と考えるところで、この手のお話しが出ると少々こちらのテンションが下がります
それでもって、良い忌避手段は無いかって聞かれても・・・猟友会の方に、銃を持って24時間365日そこに立ってもらって等と申し上げても、実現不可能でしょう
その銃ですが、当初から意識していた電動ガン(バイオBB弾銃)に続き、水やら香辛料のようなものを強力に発射できるものについても、引き金が引ける工夫を進めています
その一方で、アプローチ先を少し見直して、「無人監視」を大きなテーマとすることにしました
もちろん、忌避装置をセットすれば、獣害対策ロボットそのものです

一言で表せば、監視の無人化、です
今年の冬で言えば、クマが一番の監視対象かも知れません
監視対象は、AI学習させれば人(個人)であっても、工業生産物であってもOKです
2023.12 対(耐)低温動作 本機は、もちろん屋外仕様です
現地は、ここのところの寒波襲来で、最低気温が−20℃近くまで下がるような状況ですが、問題なく動作しています
2024.01 改めて
忌避行為について
まず、単純な忌避行為については、相手が学習して、その効果が長く続きません
いわゆる慣れ・・・です、敵もさるものです
このことについては、おおよその関係者が経験済みのことでしょう

効果が大きいと見込まれる忌避行為については、一般にその実施には多くの労力がかかります
実施する忌避行為そのものについて、住民への理解を得ることが必要で、実施には多くの労力が必要となるケースが多く、難しい問題の一つだと思われます
期間を決めて、この間は、この実施エリアに近づかない、くらいの周知徹底が必要になるのかもしれません
本当に、地域を守ろうとするなら、一度きりではなく、対象が本当に出没をあきらめるまで、何度も実施する必要があるとも考えられます
相手も命がかかっていますから、それくらい獣害対策は大変なことだと言うことになります

本当(本来)の獣害対策とは、使った費用(労力)について、短期間に綺麗な報告書が書けるような内容ではないということです
人間サイドも、泥臭い、そしてしぶとい対応が必要だということに他なりません
これが、なかなか出来ないのが現代社会? いつまでも繰り返しの獣害対策が続きます
2024.01 エゾシカ 北海道下川町に設置の装置
6000ショットを超える検出映像を得ることができました
映像学習については、十分出来たものと判断しています
ヒグマが捉えられないか期待をするも、残念ながらここまでに検出はありません(近くでは出没があるように聞いています)
現地と相談ではあるのですが、忌避を目的とする装置を追加(実際は装置の入れ替え)することを考えたいと思います
  捕獲作戦を優先
その下川町ですが、エゾシカの大量捕獲を目指して囲い罠の設置が予定されており、本装置への忌避具の装着(装置の入れ替え)は、この動きが一段落した後になります
その囲い罠ですが、現時点で、十数頭まとまって現れることもしばしば見受けられるこの場所の近くに、設置されるそうです
本装置を使っての忌避手段の実行は、3月下旬以降になりますが、対象をエゾシカにするかヒグマにするか、春先を狙うか、秋口を狙うか、設置場所を引っ越すかどうか、忌避手段は何を採用するかなどは、これからの打ち合わせです
  近況(状況) 

過去の映像から、この場でのお食事時間(滞在時間)は、30分〜
1フレームに、過去最大の19頭を捉えています
メスジカと、その子どもたちだと思われます
オスジカは、子どもも含めこの中には見当たりません

ここまでに最大4頭のオスジカが同時に出現しています
3頭のオスが同時に出現

親子?兄弟?
縄張り争いをしない?
食べ物に不足がない?

より大きな追い払い効果を得る、あるいはその効果を持続するために、この映像のタイミングで、あるいは動きに追従して忌避行為が行える仕組みづくりを行っています(特許取得済)
自分がターゲットにされていること・・・自分に危険が及ぶ可能性が高い状況にあることを、より強く実感させることを目的にしています
PTZカメラの採用で、対象を識別後、このように画面中央で捕捉し、常に画面中央で捕捉できるよう、その後の動きに追従します
大型のPTZカメラを使用し、このものに取り付け連動する忌避具で、あとはタイミングを見てトリガを引くだけです
忌避手段に何が適しているのかが、いわば最後の選択です
対象を識別しますので、追い払い効果を高めるために、同一の装置から、識別した対象によって異なる忌避手段の実行も出来ます
もちろん、人間は忌避行為の対象として認識しません
カメラ連動の赤外線投光器が、自分に向けば、必ずこのようにカメラ目線をします(警戒行動をとる)
このタイミングで、効果的な威嚇をしたい!
2024.02 出展
活用アピールを
ゾーニング手段に
 第11回全国鳥獣被害対策サミット
2月15日に農林水産省本館にて開催されます上記サミットにおける資機材展示等の出展ということで、本ロボットのベースとなる部分を持参し、出来る範囲で具体的にご紹介します
今回のサミット出展を機会に、人と野生動物それぞれの生活圏の線引き、棲み分けの手段の一つとして当ロボットのご紹介をスタートしました
ご来場の方に、色んなアドバイスがいただければと願っています
  ご報告
出展の具体的な様子については、『営業日誌』のほうでもご紹介しています

現状にお困りの声も多く聞かれましたが、本ロボットを体験いただくことで、新しい切り口でご意見をいただくこともあり、大変有意義な出展でした

既に人の生活圏を自分たちの生活圏であると認識してる野生動物については、捕獲が一番の対策であることに違いありません
が、その後の獣害対策を考えるときには、生活圏の線引き(ゾーニング)こそ、持続性のある獣害対策(その一方で野生の保護)であると考えます
 
A4サイズの、実際に得た野生動物の映像をプリントしたもの(手にしています)を使って
探索 → 識別 → 威嚇 → 追尾 → 威嚇 という一連の動作を、実際にご覧いただきました
今回デモの威嚇手段は、グリーンLEDライトです!
正面(画面中央)に捉えると、発光!です

当日のために用意した資料です(pdf) 
表面  生活圏の棲み分け、ゾーニングを説いています
裏面  仕組みを解説しています
当日は、配布しませんでしたが、忌避行為の例について
 2024.04 ロボット大賞に応募 第11回全国鳥獣被害対策サミットのご縁で、第11回ロボット大賞 農林水産業・食品産業分野/ロボット部門に応募しました
 2024.04 行動に変化 昨年6月の設置から、エゾシカの検出&そのショット数は11,000を超えました 
積雪もほとんどなくなり、春の息吹を受けて、4月の中旬を前に、この地への出没数が大きく減少しました
彼らの行動パターンが、冬モードから変わったようです
現在の獣害対策のメインは、捕獲それも効率良く大量捕獲を目指しているようです
ドローンの普及を目指している国策?に沿って、ドローンで野生動物を大型の捕獲罠に追い込むようなことも行われているようです(実証実験?)
ここまで野生動物が増えると、こう考えざるを得ない(人間都合ですが)事態発生状況かと思われます
こちらで取り組んでいる「獣害対策ロボット」は、その先を見越しています
環境省が取り組んでいる野生動物の保護管理計画、その適正数になるよう捕獲などが進み、その先のいわゆる人の生活圏を守るというか、野生動物が想定した野生の生活圏から人の生活圏に出てこないように監視する、その役割がこの「獣害対策ロボット」で担えるのではないかと考えています
人の生活圏に出てきて餌場として学習した野生動物を頑張って捕獲(駆逐)しても、その後を放置すれば、また次の野生動物が人の生活圏に入り込み、数を増やし、結果また捕獲に努めないといけないという繰り返しとなります
生活圏の棲み分けが実現すれば、まさしく人と野生動物の共存です
野生動物は、得られるエネルギーの範囲でしか数は増えません
生活圏の線引きこそが、最終的な獣害対策です(このように考えます)
その昔は、そこに住む人の手で出来ていた生活圏の線引きですが、人口減ほかの事由で今の時代では出来なくなったことが結果として野生動物を増やしていることにつながっています
この生活圏の線引きを「獣害対策ロボット」が担ってくれると考えています
キーワードは『ゾーニング zoning』、人と野生動物の生活圏の線引き/棲み分けです
製品化 
製品化において、価格がその一番の鍵であることは承知しております
本装置の場合、センサとなるカメラに対してその能力に期待が大きければ、結果高額になります
より遠くで、昼夜問わず野生動物を識別したい また頑強な構造が望ましい
となると、初回モデルのような防爆仕様で大型化したカメラの採用となります
低コストを目指せば、PTZではなく固定のカメラを採用、あるいは忌避手段をカメラ連動ではなく、他の構造のものを別に用意するなど、方策は考えられます
獣害対策(生活圏の線引き))という目的に対して、ハイスペックなカメラを採用することで、悪環境にも耐え、人以上の識別能力が得られる、また必要な追い払い行為も行えるという一体型ロボットとして製品化をスタートです
相手を識別してターゲットとし、かつ追尾する(PTZカメラ採用時)
このことに関しては、完成できたと考えています
何かが通過した、現れたというような監視ポストには即使用できます、もちろん相手を識別して、です
モーションセンサや、赤外線センサによる検知とは全く別物です
タイムスタンプを押した映像の保存もできますし、インフラさえあれば、メール通知も出来ます
その場の安全管理、犯罪防止分野などへの転用も、もちろん可能です
当初の目的、獣害対策について
現システムで、お使いになる方の希望に合わせて、トリガ信号を出すことは容易に対応できます
忌避行為に何をどう使うかということに関しては、お使いになる方主体だと考えていますが、こちらでも忌避具の効果検証の場を増やす努力をしています
製品について、ここではイメージでご紹介します

モデルは、大きくは2種類
忌避具装着、あるいは外部の忌避具を制御できるモデル
・想定している忌避具は
   1.バイオBB弾 その他威嚇用粉末や強力な水流を発するもの
   2.パラメトリック・スピーカー
   3.レーザー光
 カメラの選択で100°〜360°の監視が可能で、検知した方位情報も取り出せます
 安価な固定カメラを採用する場合、例えば電子花火の採用も有効に思われます(検知位置に合わせて点火)

モニタリングポスト、あるいは出没監視目的向けモデル
   このモデルは、忌避具を装着しません
   検知、通知、画像保存を目的とします
高耐久性モデル  屋外仕様で、360°の監視が可能です
昼夜を問わず、60m先のイノシシ・シカを識別できるPTZカメラを搭載
カメラの動きに連動する、忌避具の取付も可能です
スリップリングの容量の点で、AC100V駆動(独立電源の場合は、DC-AC変換が必要)
忌避具(バイオBB弾・レーザー光)を装着した威嚇モデル
  忌避具(バイオBB弾・レーザー光・パラメトリックスピーカー)を装着した威嚇モデルU
 
偽装して、こんな案山子にも
オレンジのウィンドブレーカーを着せれば目立ちます
 
設置は、65Aのパイプへの取り付けを想定しています
 
一例
市販されている共聴用のベース付きマストがそのままご使用いただけます
左資料は、マスプロ電工製品

実際の設置につきましては、施工業者様と打ち合わせをお願いいたします
 
普及モデル 100°までの範囲の監視を目的にしたもの
バレット型固定カメラを採用、もちろん屋外用で昼夜の監視が可能です
ベース電圧DC12Vで設計できますので、独立電源向けには効率的です
 
同じカメラで、画角100°に設定すれば、距離5m先で12m巾の監視が出来ます

忌避具を取り付けての効果の検証から、一つの結論 先にも映像等でご紹介していますが、パラメトリック・スピーカーによる銃撃音で目標を追いかけることを行った結果について、
短期的には効果抜群でしたが、長期的にはやはり慣れてくることで、最後は無視されるようになりました、敵もさるものです(赤外線投光器が自分の方に向いた時には、そこはカメラ目線をします)
エアガンが使えれば、もう少し刺激的というか長期にわたって効果の期待できる忌避行為になると思いますが、この場所にあっては使用が許可されません
バイオBB弾の一発でも体に当たれば、その効果は大きいというか長続きすると思われます
忌避行為にあっては、なにか体に感じる痛み(実感)は必須のように思われます
そうでないと、先にご紹介したように、学習して慣れることで、その忌避効果は継続しません
それが水鉄砲でも、刺激的な匂い(香辛料)でも良いのでは?と思います
同じ獣害対策でも、農業分野ではなく、キャンプ場、公園など山間地の施設への野生の接近検知(監視)策、自動車専用道や原発など施設への野生の進入防止策に、というニーズの問い合わせがむしろ多いのが現状です

忌避行為の「実証実験」の応援をお引き受けします
お問い合わせ、ご相談をお待ちしています

・こんな忌避手段を考えた、あるいは作った、その効果を検証したい(実際に設置する場所での使用許可が必要)
・害獣に困っているこの場所で、忌避手段〇〇を使ったその効果を見たい(確認したい)
等々、研究から実践に向けての応援をさせていただきます

その効果、あるいは効果の継続性については、映像が残りますので、検証は確実です
こちらの用意する機材では、対象となる相手を識別したときのみMail 添付でその時の様子をを写したスナップ(タイムスタンプを押したもの)を送信します
常に送られてくる映像を録画して、後で確認するような手間は一切かかりません
1.忌避行為を行わないときの様子
2.忌避行為を行った場合の対象の様子
3.継続して忌避行為を行った場合の、変化(効果の継続性、対象の学習度合い)
など、対象の出没時だけ、その時の様子が送られてきます
短い時間で、効果の検証を行うことが出来ます

費用の問題など、こちらで対応できる範囲でとはなりますが、実際に仮設・運用をすることを検討させていただきますので、まずはお問い合わせください
電源は、なるべく商用電源が使えることが望ましいですが、独立電源による運用も可能です(荷物/構造物が大きくなります)
映像を遠隔で利用するための携帯網、こちらはDocomoLTE(Docomoサービスエリア内)に限定させていただきます
設置工事につきましては、ご自身で、あるいは、お近くの業者さまにお願いすることが基本です
必要な調整は、遠隔で行います


忌避手段のキックに、対象の検知(センサ)として、本装置のAI画像識別機能を使ってみたいというご相談にも応じさせていただきます

 他の中山間地域の活性化に向けた取り組み


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カウンタは、2023.12.24 スタート