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緊急校内放送(通報)システム

位置通報システム(見守りシステム)は、→ こちら でご紹介しております                         
子どもたちの安心・安全を担保する仕組みとしては、今風なところ(IT活用もしなくては!)で上記のような全体イメージが浮かんできます
大きく分けて3つの仕組み・・・その発生場所と状況によって、次のパターンに分けられそうです 
1.学校内の出来事に対応、必要に応じて警察に通報
2.通学途中の出来事に関しては、位置の確認情報を必要先に通報(タグの応用)
3.緊急要請を受けた警察ではスムーズな対応
いずれも情報の素早い配信(伝達)、共有化がキーワードですね
どこかが遅い対応、あるいは尋ねられた人がたまたま状況を知らないなどとなると、結果的に全体がうまく機能しないことは、上記の絵で読み取っていただけることと思います
ここで改めて申すまでもありませんが、例えばどれか一つの仕組みが機能すれば良いというものではありません
また、仕組み(システム)も約束の一つ・・・活用するのは「お人」です
学校教職員、保護者、地域にお住まいの方、行政担当者、それぞれの立場で、うまく働きかけ、機能ができてこそ、仕組み(システム)も生かされ、子どもたちの安心・安全が担保されるというものです

ここで詳細にご紹介するのは、校内での出来事に素早く対応する仕組み・・・「緊急放送システム」です
時々「IT」を使わないと(新しい取り組みでないと)、新規の予算が下りないなどというお話を耳にしますが、適材適所ということは外せません
使う目的が先であって、仕組みが先行してできるものばかりではありませんね
机上の論理と現場とはきちんと整理して考える賢さが必要です

既設の放送設備を活用し、かつ無線の持つ同報機能を活かします
安価に、緊急時の通報/放送システムの構築が可能です
その一番のメリットは、情報/状況の共有です
関わる人全員が同じ立場で取り組みますから、より安全な環境を作ることができます
緊急発生時は、ボタンの長押しだけで職員室に事態の発生を通報できます
このときには、自動的に校内放送設備に接続されますので、その場から校内放送にアナウンスができます
このアナウンスは、同僚の職員全員の持つ無線機からも出力されます
また、アナウンスの有無に関係なく、緊急ボタンが押されたことで、全ての無線機でアラーム音が鳴り、発信者を特定するコードが表示されます
 緊急時だけのための仕組み・・・いざというときにはどう使って良いかわからない、せっかくの機能が活かせなかった・・・残念ながら往々にしてあることです
 本装置は、日頃の学校行事に便利にお使いいただけますので、日頃便利に使っているものをいざというときには緊急目的に・・・ですから、少なくとも使い方がわからなかったということにはなりません
○校内にいる教職員への連絡をスムーズに行うことができます
      (個別呼出  校内放送の必要がありません)
○校内行事に際し、どこからでも校内放送設備を使ってアナウンスすることができます
    運動会や学校開放など、イベント時に即戦力でご使用いただけます
      (放送室に出向く必要も、放送室に話者をおく必要もありません)

○通学指導など校外指導時の連絡にも便利です
    中継器をどこに設置するかにもよりますが、かなりの広範囲をカバーします

○小学校では、総合学習の一環で、地域に出かけることも多く、その間の連絡ができます
    遠足・修学旅行など、校外活動全般に活用いただけます
      (子機間通信/シンプレックス)
●緊急避難場所としての備品として
 災害時の緊急避難場所として、地域の学校が指定されています
 いざというときに独自の通信システムを持っていると言うことは、その場にとってとても貴重なことです
 災害のたびに、日頃便利に使われているケータイ電話が実用にならないことが報じられています
 無線機による独自のインフラ確保・・・情報の共有化、伝達に威力を発揮します
 災害に備えて、学校に通信手段を備蓄・・・・食料や毛布などと同様に考えていただくことが望ましいと考えます
 本システムは、子どもたちを守るだけでなく、災害時には地域を守ることにも活躍します

電波のよく飛ぶ、特定小電力トランシーバーと既設の放送設備のコラボレーションです
無線ですから、例えば学校内のどこからでも対応が可能です
日頃の運用の中で、連絡に便利にお使いいただけます
その上で、緊急時の対応が、ボタン操作一つで可能です
簡単に便利に使用できる4つのモード

MODE1 職員間通話
  一斉同報と個別呼び出しができます
MODE2 放送
  その場から既設放送設備を使って放送ができます
MODE3 一斉通知
  無線を持つ職員への通知と放送を同時に行います
MODE4 緊急対応
  ボタンの長押し操作だけで緊急通知ができます
続けて一斉通知ができます
この場合、どの無線機が緊急発信したか、それぞれの無線機の表示パネルに表示されます
MODEの切り替えは、ボタン操作のみ(個別呼び出しは、ダイヤルを回して個別番号指定が必要)
緊急発信は、そのボタンの長押し(押し下げ時間は任意設定可能)だけでできますので、非常時においても操作に不安はありません
警備保障などプロの方にお聞きしても、いざというときはボタンを押すくらいの操作しかできない、というのが実態のようで、複雑な操作を要求する仕組みでは、実用にならないという判断をいたしました(この考え方・判断は、大変高い評価をいただいております)

当社オリジナルの、コンソール/親機
放送室(放送制御卓近く)に設置
緊急事態発生を知らせるブザー内蔵の回転灯
職員室に設置

無線子機は、電波がよく飛び故障の少ない業務(消防)仕様
 大きさはちょっと大きいですが、防水型(水没水深1m、30分に耐える)でハードな使用に耐えます
 行政が導入先、あるいはリースの場合、5年程度は安心して使用できる丈夫さが要求されます
 そういった面からは、いわば消耗品扱いであるレジャー用の無線機は採用できません
 リチウムイオン電池パックを装着して220gという重量は、決してコンパクトではありませんが、丈夫さとよく飛ぶ(金属シャーシかどうかで、飛距離は2倍程度異なる)ことで、本機を採用しました

 ファームウェアは専用に開発したもので、市販の標準品ではここにご紹介の使い方はできません

 余談ですが、私どもの経験では、無線機の故障原因の90%は水に起因します
 雨や汗であったり、水没であったり・・・
 防水型・・・これだけで、故障の90%はなくすることができる可能性があります

 小学校のプールであれば、たとえ落としてもすぐに引き上げれば、故障することなく正常に使用できると言うことになります(無線機メーカーでは、水深1mで30分間の防水性能を保証しております)
小型軽量(130g)無線子機の使用も可能になりました
教育現場以外からも、緊急時対応も可能な連絡(通話)システムが欲しいというニーズが増えてきました
この場合、もっぱら屋内での使用で、その必要とされるカバー範囲も学校現場ほど広くないということです
そこで、小型軽量のIC−4077Sも子機として使用できるコンソール(固定機)というバリエーションを追加しました
※ここでご紹介のコンソール(親機)に対し、子機としてIC−4800と、IC−4077Sの混在使用も可能となりました


頑強さ、防水、電波の飛び、受信音量(スピーカー使用時)については、IC−4800とは比較になりませんが、小型軽量という点においては、逆に比較にならないほど勝っています

レストラン、小売店舗、アミューズメント施設などでのご使用には、むしろこちらのIC−4077Sの方が適しているかも知れません

ご使用シーンにより、子機の選択幅が広がりました
2022年現在、唯一個別呼び出しが可能なIC-4350L(カスタム)を子機採用したシステムに更新しました

小学校における導入事例(2005/08)をペーパー1枚でご紹介いたします
   
●子どもたちの安全を担保するために
学校・地域で 子どもたちの安全のために、色々な取り組みが行われています
その多くの取り組みの中のひとつとして、本システムのご利用をいただければ、学校およびその周辺の安全確保に貢献できるものと確信しております
また、日頃の校内活動をスムーズにする役割を担ってくれる手段としてのメリットもご理解いただけると思いますし、災害時の緊急避難場所としての学校という場所の機能アップにも貢献できるものと考えています
    
 この便に、本緊急放送システム『S001』からの派生製品である、緊急通報システム『S011』をご紹介いたします
建設機械周辺の安全確保
警部本部を設置するような会場警備現場等に 

1グループ(建設機械1台)に対し、最大99台の子機が使用できます
また、チャンネルも20CH(中継器を使用すれば+27CH)、グループは各CHあたり38の設定が可能
子機は、堅牢な防水型と、胸ポケットにも収まる小型の2機種から選べます
子機は、ヘルメット用、骨伝導型からタイピン型まで、使用目的に合わせ通話オプションが豊富
 確実にオペレータに話しかけられるよう回転灯(ストロボライト)で通知
=回転灯を外からも目にする位置に設置すれば、通知の様子が通報者からも目視出来ます=

緊急時には、押しボタン操作だけで「緊急通報」が可能
=オペレーターには、回転灯とアラーム音で伝達、発信者を特定でき、話しかけが出来ます=

 免許など不要とはいえ、UHFの電波を使用しますから、お使いになる環境、距離や機器の構成・配置条件などによってその実用範囲(電波の飛距離)には変化が生じます
 具体的なご相談(エリア調査・コンサルティング)をお引き受けしますのでご相談下さい
 また、既設の放送設備に接続して使用しますので、この分野のノウハウも必要ですし、回転灯の配線ひとつとっても学校設備という位置づけであれば、かなりシビアというか煩雑な施工手続き、施工が求められます
 これらの点につきましても、VTRなどご用意して、コンサルティングをお引き受けいたします


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