WLANトランシーバ・IPトランシーバ
本体ですが、ご覧のようにいかにも無線機という格好をしています
もっとかわいらしくとか、おしゃれな格好にならないか、と言うお声も良く耳にします
が、防水性能、落下時の強さなど、この無線機の格好というか商品の歴史から来る丈夫さが間違いなくあります(故障が少ない!)

アクセスポイントは、どの社のものでお使いいただけますし、既設のものを利用すると言うことも可能です(先客が優先されていて、帯域巾が取れないと、通話音が途切れたりします)

左上写真ではコントローラが単体のものを撮していますが、アクセスポイントとコントローラが言った担った製品もあります(左下写真)
格好も平べったく、天井に設置しても違和感は少ないと思います
アンテナを内蔵していますが、必要に応じて外部アンテナが使用できます
2.4Gと5Gに対応、片側をアクセスポイント間同士の接続に使い、片側をクライアント間に使うというよな使い方が出来ます

※5Gですが、W56を除き屋内での使用しか認められていません
 W56は、レーダー優先で、一度切れると再接続に時間を要します
この方式には、送受信という概念はありません
電話と同じ、すなわち同時通話で、かつ複数の方の会話が出来ます
ただしハウリングしないようなイヤホンマイクなどの使用が必須です
スピーカーを鳴らす使い方をするところでは、送話時には送信ボタンを押して・・・というスタイルになります

携帯電話・PHSと似ている機能

  ヘッドセット(上の写真の無線機に取り付けています)を使用することで電話同様の同時通話ができる
      Full Duplex
  バイブレーションによる着信通知
  ショートメッセージ受信機能(PCより送信)
  トランシーバを内線電話端末として使用可能
  放送機器との連携が可能(ゲートウェイの採用)
  1回の充電で8時間の運用が可能

携帯電話・PHSでは、できない機能ほか
  地下などいい例ですが、携帯電波の不感エリアでも、アクセスポイントを設置することで通話対象エリアに
  個別呼び出し/グループ呼び出し/全体呼び出し/通話 が可能です
     無線機の持つ、同報性能そのままです
     同報・・・スピーカーで聴くことができます! 一方通行で良ければ完全なハンズフリーです
  『指令卓』の設置が可能
     WinPC上で、無線指令卓を実現
     PCから音声送受、無線機へテキストメッセージ(ショートメッセージ)の送出が可能
     特定の端末だけ通信に参加をさせない無効化処理
        無線機の紛失時などのセキュリティ対策(いたずら防止)
  アプリケーション対応が可能、以下一例
     アクセスポイントへの接続から、その接続情報が得られる(位置管理)
     無線機のステータスが分かる(制御できる)
        状況を見て、リモートで無線機を送信にさせて、その場の様子を聞くことができる
           一人受付などに有効か(クレーマー対策、安全対策)
           TOPセールスのトークを、他の担当者に聞かせることができる(社員教育)

従来からある免許・登録不要の特小無線機との違い
  連続送信規制がありません(特小は連続送信3分で一度切れる)
  連続同時送受信は、1mWの制限がありますが、この制限からも解放されます 
    
IP110H 初代 無線機らしいです IP110H 2代目 スマホ寄りです
2代目になり、イヤホンをすることなく同時通話・・電話風な会話ができます
よりスマホ寄りですが、電池交換もスマホ寄りとなってメーカー送付での対応になります
アンテナが見えなくなり、ひっかかるものがなくなりました
ケースも初代のダイキャスト製から樹脂へ、アンテナ内蔵でも飛距離は初代以上と
電話風の会話で、同時に複数の人と話すことが出来る、無線機ともスマホとも異なる新しい通話形態を得ることが出来ます

業界別提案書の中から
今、人手不足とか定着率の問題などで困っていらっしゃる業界のひとつが、老健施設など介護業界であろうかと思います
人手が足らない故、新人の指導がきちんと出来ない、これが悪循環して折角採用できた方が短期でおやめになるというお話も耳にします
同時に複数の人が会話できる仕組みにより、この点が改善できたというお話があります
それぞれの方の仕事ぶりを常に聞くことが出来ることで、どういったときに何をどうすれば良いかがおおよそ分かる、困ったときはすぐに尋ねることが出来る、聞かれた方も目の前で会話をしているように答えることが出来ると、各自の負担が減る、結果仕事の効率が上がるというメリットに繋がります
仕事の効率を上げ、個々の負担を減らすことが、きっと定着率の向上に寄与します
接客業(カーディーラー・携帯ショップなど)でも人材教育のメリットで導入いただくケースが増えています
トランシーバが、どのアクセスポイントの配下にあるかなど目視で確認できる「卓」機能を提供するアプリケーションの用意もあります(この場合、事務所にはPCを設置いただくことになります)
単なる通信なら、事務所も子機で対応出来ますし、スピーカーを鳴らして、マイクで話したいとなればゲートウェア(VE−PG3)を使う方法があります

学校現場での使用については、緊急放送システムのご紹介を参考になさってください
支援学級が増える中、あるいは小中(中高)一貫校など、同じ敷地内であってもグループあるいは個別対応の必要な連絡が増えたと聞きます
また減災対策の動きの中でも、職員間における情報の共有化も大きな要素となっています
携帯電話ではできない、無線(トランシーバ)ならこその利便性(同報性においては一番!)を認識いただければと願います
緊急時のアラート(無線機側の簡単な操作で、職員室の回転灯を点灯)、放送設備連携など、過去のアナログ特小トランシーバで培ったノウハウをWLANトランシーバにも・・・興味のある方は、ぜひご照会ください
特に、2017〜2019年の3年度については、総務省の補助(50%)がでます
会議場における同時通訳
100名以上対象に、同時通訳に採用された現場を経験しました
こちらは、特徴的なところ、オリジナルの部分を描いた「絵」です
地下やトンネルの中は携帯電話も通じない、そんな経験があると思います
地下駐車場や、地下に設置された設備の保守などについては、それなりの開口面積があるため、通常のアクセス・ポイントの設置で、そこそこの通話エリアを確保することができます
といころが開口面積の狭いトンネルにおいては、ほんのわずかの距離しか電波は飛びません
そこで、ここでご紹介のWLANトランシーバを活用したら、というのが下段の提案です
大型商業施設や、地下の設備/駐車場など、保安管理の対象箇所であっても、携帯電話も無線も通じないというシーンが見受けられます
たとえ携帯電話が使えたとしても、同報通信はできませんから緊急時対応には決して良い手段とはいえません


通話可能エリアの調査(エリア調査)を目的に、コントローラ 1台  IPトランシーバ 3台  アクセスポイント 1台 をセットにしたデモ機を用意しています
意外と良く飛びます
こちらもご参考に・・・当社の電話システムに組み入れた例 → VoIP_IPphone

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