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1/28//2013  材料技法

岡山の膠・墨・和紙漉き体験ワークショップ実施前まとめ

■ <岡山の膠・墨・和紙漉き体験ワークショップ>は、次の日曜日と月曜日、開催まで一週間を切りました。会場セッティング、当日お手伝いいただける方々の確保、製作実験とレシピの確立など、準備は着々と進んでいます。すでに新聞社のプレ取材もあり、近日中に紹介記事が出るように思います。その記事をご覧になってこのサイト記事にアクセスされるかたもあるかも?ということでこれまでの経緯他、まとめページ+αを作ることにしました。
記事リンクなどもこのページに集約しようと思います。
 

岡山の膠・墨・和紙漉き体験ワークショップ
開催日時:2013年2月3日(日)、2月4日(月)
     午前10時30分〜午後4時頃まで
  場所:岡山県加賀郡吉備中央町竹部

参加会費 大人一人 500円
     二日間以上にわたって煮る燃料代・暖房ほかの実経費
     <子供、学生(大学生も含む)は無料です。>
     ただし、紙漉き体験を行う場合は 
     別途実費 500円(子供・学生さんも)出来た和紙は持ち帰り可能です
     ★★★★1月31日追記! 上田さんのご都合により、和紙漉き体験は
           2月3日(日曜日)のみの開催になりました。 ★★★★
     ※地域の方々による猪汁、おにぎりなどの賄いもいくらかある予定です。^^
     加えて夜参加については、もしかしたら露天風呂付きとなるかも?
     ただし、これは未定です。
     水着があったほうがよいかもわかりません。

     参加する作業によっては手が汚れたり、水に触ることになります。
     手拭きタオルなどの用意もお願い致します。

■開催告知1■GPS情報、地図、実施予定表・天候確認地域のライブカメラリンクなど
岡山の膠・墨・和紙漉き体験ワークショップ
http://plus.harenet.ne.jp/~tomoki/newcon/news/2013/010601/index.html

■開催告知2■駐車場情報、近辺の詳細地図 出来たニカワの使用準備
岡山の膠・墨・和紙漉き体験ワークショップ その2
http://plus.harenet.ne.jp/~tomoki/newcon/news/2013/012301/index.html

駐車場については、消防署横となります。向かいにある近代的な施設「きびプラザ」1階岡崎嘉平太記念館、吉備高原都市サービスの方もイベントについてはご存知ですので場所等、当日、わからない場合は助けになってくださる予定です。

 

岡山の膠(使用実験その1)  実験で出来たニカワの使用感
               どうして岡山県加賀郡吉備中央町なのかについてまとめ
http://plus.harenet.ne.jp/~tomoki/newcon/news/2013/012401/index.html

岡山の膠(膠製作実験その1) 何故こんなことを始めたのか?の話 
http://plus.harenet.ne.jp/~tomoki/newcon/news/2012/112801/index.html

岡山の膠(膠製作実験その2) 実際の作業工程紹介
http://plus.harenet.ne.jp/~tomoki/newcon/news/2012/121301/index.html

岡山の膠(膠製作実験その3) 実験制作物完成の姿
http://plus.harenet.ne.jp/~tomoki/newcon/news/2012/122401/index.html
 

 
bin012801.jpg

さて、左画像は何を表しているのか?

実験結果は成功でした。それもちょっとおもしろい結果。
吉備高原独自のカーボン。最初、少々粒子が大きいことが心配でしたが、硯を使って溶きおろすことでそれなりの使用感となりました。偶然にせよ、結果的に元気な膠を伴った古墨を作ってしまったのかも分かりません。
おもしろい!!。

ついでに手持ちの松煙を使ったものも作ってみましたが、これは順当な結果でした。
これはこれで素人、経験の少ない人間が行う難しさを知ることになりました。

 
bin012802.jpg

盛りだくさんなイベントになりそうです。

あとは、実施当日、天候が味方してくれることを祈るばかり。
※ちなみに本日朝、吉備高原は積雪4センチ程度ありました。凍結もみられ、冷え込みが厳しかったです・・・・・。
不明な点は以下までメールをどうぞ。
m.tomoki@gmail.com
 
 
※今回の実験、猪の皮から膠を作ることを試みようと思ったのは、ほぼ2年前、東京芸大の学生さんが行ったという実験を人づてに聞いたことが発端でした。現在、博士課程在学中の宇高健太郎さん、その人だそうです。またこの方は墨づくりも独自で実験、行なっておられます。この場を借りて貴重な研究に感謝です。ありがとう。