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12/23//2016  材料技法

コレクションBOX-日本画編-お披露目会

■ 昨年度から制作に関わらせていただいていた「岡山県立美術館 コレクションBOX-日本画編-」。制作自体は、すでに終わっていたのですが、はれて先日<12月10日(土)午後二時から>、岡山の美術「日本画・花鳥画」展示関連事業としてお披露目会が行われました。
 
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お披露目は、日本画制作におけるプロセスサンプルとして、椿の花の部分を制作しBOXに納めた稲葉春生さん作の「老椿黒猫」の前で行われました。

 
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お披露目会告知のリーフレットです。画像をクリックすると少しだけですが大きく表示することが出来、内容も読むことが出来ます。

 
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BOX自体(収納展示箱)を制作された南川先生の解説もありました。

納められた様々が次々に取り出され、提示されます。
単なる収納だけではない、箱そのものもアート作品として制作されました。

 
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収まったそれぞれ、たくさんの資料が収納されています。

 
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和紙の原料、楮、三椏、雁皮、それぞれが見て触れるように用意されました。

 
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和紙の様々な種類、実際に触って感触や特徴を比較できます。絹も収納されています。

 
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代表的な絵の具、その原石。筆、刷毛など制作に用いられる道具一式。

このほか、岡山県立美術館に収蔵作品に用いられているであろう技術見本や、話題の絹裏彩色見本や、板、紙、絹、支持体の違いによる発色、印象の違いなどが比較できる資料など収められています。