森山知己ロゴ
6/16//2019  材料技法

「”わたし”と出会う」ワークショップ

■ 成羽美術館で開催中の「106歳を生きる 篠田桃紅 とどめ得ぬもの 墨のいろ 心のかたち」展付帯のワークショップ、「”わたし”と出会う」を6月9日13:30〜多目的展示室を使って行いました。
 
bin061601.jpg

篠田桃紅さんの言葉に「ラクで 間違いなくやれることで あんまり おもしろいことはないー」という一文があります。

この言葉をキーワードに、記録する道具としての「筆」がどのようにして生まれ、またそして今それがどのような位置づけとなっているのか?そんなことを、まずは何に書くのか、どんなことを思って行うのか、実際に素材を変え、比較するテーマを変えながら試してもらいました。
 

 
bin061602.jpg

どのような順序で筆を動かしたのか?

試したこと、体験したことで
作品が出来上がっていく過程が記録されていること
見て取ることが出来ることに気づくことが出来ました。

 
bin061603.jpg

ただ「線」を描くことで
それぞれの違いは、現れてきます。

こんな”わたし”の見つけ方もあるのです。

素材、手法がシンプルであるからこそ、自らが試すことが出来ました。
時を超え、場所を越えて違いを認め、共感や尊敬といったことが実感をともなって可能になるのです。

 
bin061604.jpg

岡山県立美術館で開催された「江戸の奇跡、明治の輝き」展。若冲の「菊図」がどのようにして描かれているのか?、その手がかりにが、紙の上、絵の中に残されていることに気づきます。

描き方を自分自身で試す事もできました。

ワークショップが終わり、展示会場に皆で向かいました。
「絵描き」の作品解説を行いました。体験したこと、出会ったことがあるからこそ見えてくること、気づくことがあったと思います。楽しんでいただけたとしたら幸いです。

※使用画像は、成羽美術館スタッフの方によるものです。許可を頂いて使用させてもらっています。