2023倉敷芸術科学大学 後楽園屏風展
画像は、初日の設置の様子です。池田綱政公の喜寿の祝の席を模して屏風を設置したものです。座布団の上の人形は、そのおりの出席人物、席次を表しています。
二日目、投扇興イベント開催の準備の様子です。かつての絵巻などで紹介された当時の姿、当時の屏風や襖絵の使い方の再現にもなっているように思われます。
午前の投扇興に続いて、午後には「屏風がつなぐ昔と今」と題してお話をさせていただきました。倉敷芸術科学大学、芸術学部で何故、屏風制作に取り組むようになったのか、またその進め方、制作の様子、現在に至るまでを紹介させていただきました。また出品している学生の展覧会情報なども紹介しました。
最終日は、午後三時に一時、閉場してコンサート準備となりました。午後5時からは、Leap Rick の庭園コンサート、−アイリッシュ音楽の夕べ-が行われました。こちらも音楽の様相こそ違え、かつての姿、屏風を背景にこうしたイベントが行われたのではないかという姿の再現となりました。主催は岡山県 協力/倉敷芸術科学大学 屏風出品は 日本画を学ぶ学部生、研究生、卒業生、修了生、教員の私。屏風総数19点、掛け軸1点でした。
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