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全体を見るとこのようになっています
横のパッチン錠に注目 |
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サイド面のパッチン錠を外すと、このように上ケースが開きます
真空管の配置記したペーパーが上ケース内側に貼ってあります
このまま上ケースを取り外すこともできます
こういう構造なら、フロント・パネルにクリスタル・ソケットを用意する必要はなさそうです |
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上ケースを外して正面から
シャーシ左下、ブロックコンデンサの下にニュービスタ(13CW4)が見えます/小さい金属キャップのよう)
受信は、そこから右に信号が流れ、中央がIF段
奥のIFTの向こうに検波・ノイズリミッタの12AL5、そしてその右がAF段で、12AT7と12AQ5です
リレーの横にクリスタル・ソケットが用意されています
HE-45Bでは、FT-243型でしたが、本機はCR-23/u(HC-6/u・HC-48/U)です |
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上ケースを外して背面より
スピーカーの手前に見えるのが送信ファイナル7551です
その左に見える7059(6EA8の12V管)で発振と2逓倍しています
hallicraftersは、7059がお好きで、真空管にもhallicraftersのプリントがなされています
シンプルに12V管を使おう・・・でしょう(13CW4というのも初めて目にしました、普通は6CW4ですもの) |
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この時代のDC-DC対応は、バイブレーター方式
奥側がそのものです(手前は平滑用ブロック・コンデンサ) |
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シャーシ下の様子
整然と配線されています
高周波的には、よく考えられており、必要なシールド板もきちんと配されています
350V50μFの電解コンデンサを追加しました(容量抜けでハムがひどい) |
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送信終段部
右端に見えるシールド板は、ファイナルの7551のソケットの真ん中に使われているもの
タンクコイルは、エアーダックス
小型VCがプレート同調用
大型VCがロード調整用
πマッチです |
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入手した本機
マイク・ジャックは、φ6より一回り細い通信プラグ(PJ-068)に対応したもの・・・とりあえず、手持ちのMM-1(Collins)を流用しました
このジャックがオリジナルかどうかは???です
写真等のイメージでは、heath-kitが良く使っていた、Amphenol 80MC2M ではないかと思うのですが・・・
どちらにしても、一般的ではありません |
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まず、入手時点で受信感度が悪い
全く聞こえないわけではありませんが、5μVの信号でS/N10dbとれるかどうか
どうもRFアンプの周りに問題がありそうということで、チェックを開始
ANTコイル周りの常数を変更して、きちんと同調がとれるようにしたところ、見事感度がとれるようになりました。
帯域幅を狭く(1MHz幅)調整すれば、0.5μVで、S/N10dbが得られました が、せっかくの4MHzカバーですので、ある程度均等に調整し、0.7μV入力でS/N10dbがとれるように全体調整しました
ここで次の問題に
受信Sメータの振れが極端に悪い・・・・感度そのものは取れているのですが、信号レベルが上がってもSメータがあるところから振れません
せいぜいS8程度まで・・・聞こえれば良い、で済ませばいいのですが、せっかくですからここはもう一歩・・・
メーター回路を確認したところ、IF管(12BA6)のプレート電圧(電流)の変化を見ているようですので、これは真空管に問題(劣化)があるのではないと疑い、2本を新品に交換
これできちんと信号強度に応じてSメータも振れるようになりました
感度のチェックだけでは、見落とすところでした
安定度について
AMであれば十分と思える安定さです
オシレータには、ツェナー・ダイオードで安定化させた120Vが供給されています
メイン・ダイヤルについて
この時代は、1/6に落とす、いわゆるバーニア機構の採用がほとんどです
本機もそうなのですが、CRCなど下手な注油は空回りの元になります
一度掃除してシリコン・グリスを塗布しましたが、まだ時に空回りを感じます・・・なじんでくれればいいのですが
送信は、ハムがひどかったくらいで、平滑コンデンサ追加対応でほかに問題はありませんでした
クリスタルは、2逓倍・・・25MHz台のものを使用します
もしかしたら、こちらのAMECO VFOがそのまま使えるのではないかと思います
いやらしいのはマイク・ジャック
交換しようかとも思ったのですが、合うマイクを持っていたので、そのままにしています
2024.04 純正マイクロホンが入手できたので、手元にあったオリジナルのコネクタに戻しました
最後に、SR-46との違いですが、メイン・ダイヤル左上のSQの追加だけのようです |