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シャーシ上面です
中央の四角の物体は、変調トランスです
送信は、2ステージ
12BY7−807 です
整流管は、5Z3です |
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背面斜めから
アンテナ端子は、M型ではありません |
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807は、お決まり?の袴がはかせてあります
ユニークなのは、プレートRFC
ベーク棒を立てて、そこにグリッド側と同じRFCが縫い付けられています
パラ止め抵抗器には、L型抵抗器が使ってあります
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変調器側です
手前2本が、12AU7です |
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シャーシ下の様子
リレーが大きい!
CWは、この頃のご多分に漏れず、カソードキーイングです
AMは、プレート・スクリーン同時変調です |
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SVF-405 |
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一般的な糸掛けダイヤルですが、タッチは非常に良好です
ダイヤル糸の二重掛けのせいかな・・・ |
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シャーシ上
VCの上に見える大きな円柱・・・DELICAの巨大IFTみたいに見えるものが発振コイルです
下の2本の真空管は、整流管と定電圧放電管
上の2本が発振とバッファ用のもの
奥左端のコイルは出力同調用で、リンクコイルにより取り出されています
糸掛けダイヤルは、二重に巻かれています |
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熱遮蔽板が取り付けられています
真空管の周りには、通気用の穴が開けられています
シールドされた発振コイルといい、この熱シールドといい、安定度を得るための努力がなされています
安物の水晶発振子より、安定度が良いと検査官に評されたという検査時のレポート記事を見たことがあります |
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シャーシ下
右上に見える同調VCは、その下のスナップ・スイッチと関係して、VFO出力を3.5MHz帯とするか、7MHz帯とするかの同調用です |
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送信機STM-406と並んだ様子を、背面から見ると
VFOにもKEY端子が用意されています |
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第二次大戦後、国内でアマチュア無線が再開されたのは1951年ですから、短い期間にアマチュア無線というものが、どんどん進化していったこの頃の様子が推測されます
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入手した本機ですが、ホコリまみれで掃除が大変だったのですが、湿気は吸っておらず、結果として非常に保存状態の良いものでした
破損があったのは、FT-243クリスタルソケットのみ、手持ち品(中古!)で対応しました
ただACケーブルがなく、付いているコネクタは七星の2Pのようですので、同じ形状のものは見つからなったのですが、やはり七星の2Pプラグを手配しレセプタクルごと交換しました |
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あまりに程度が良かったので、今度はこの時代の受信機を探そう・・・ついそんな気になってKT-200/9R-4Jを入手しました(2021.04) コネクタ、あるいはVFOの入手が出来たので、通電してみなくては・・・ |