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リア側です
ケースは、天板と背面の穴あけ具合が違いまますが、9R-4と同じものに見えます
左がANT端子、右がSP端子です
AFトランス内蔵で、4〜8Ωのスピーカーが接続できます |
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ケースから取り出した中身です
背面から
年代からしては、とてもきれいというか保存状況は良い状態です
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シャーシ下面です |
予想通り、湿気の多い日本での保存より湿気の少ないUSでのほうが、ケースなどの劣化は明らかに少ないです
見た目は非常にきれいです
ただ元がキットですから、作った方の力量で仕上がりは異なります・・・ |
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整流管以外、すべてMT管です
AFトランスも内蔵されました
整流管の奥に見えているものがそのOUTPUTトランスです
ダイヤル照明が各扇ダイヤルにひとつ用意されました
こちらのブッシングは、まだ持ちそうです
BFOピッチコントロールVCが、メーターゼロ点調整VRの下に見えています |
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ダイヤル照明は、こんな感じです
やはりメーターには照明がありません |
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9R-4Jの証?
電源トランスには MODEL 9R4J と書かれています
元々117Vに配線してあったものを100Vに移行しました
取り付いていなかった(劣化して外れたと思われる)ブッシングも取り付けました |
トラブル
生誕60年オーバーですから、当然色々あります
まず部品の劣化・・・これは原因が湿度だけではなさそうで、そのものの特性のようです
同じころの製品 9R-4 こちらでも問題になった 0.047μFのオイルコンデンサがやはりNGでした
他に、0.01μFのものも・・・こちらは、目の前で破裂しました!
0.047μFは,AGCラインに入っていたもの
絶縁が悪くなって、AGC電圧を分圧するようなことに
AFラインに入っていたものは、AFアンプの動作に問題を起こしていました
破裂は、ACラインに入っていたもの
ゴムブッシング
PL用は何とか持ちそうですが、ACケーブル側は無くなっていたので、一度ケーブルを抜いて取り付けました
半田付けの怪しい配線は修正しました(時々、真空管ヒーターが点灯しないケースもあった) |