倉安川吉井水門
紀田順一郎さんと青空広がる吉備高原を出発し、まずは紅葉が進む県道72号線(吉備新線)を南下、岡山空港を左手に見て岡山市街地に入った後はひたすら東へ、国道2号線を進みます。交通量も多く、車が連なり、のろのろとした動きが次第にスムーズな流れに変わる頃、目の前には吉井川が姿を現します。橋の手前を左折、しばらく川に沿って北上、農耕地が途切れ、左手に小高い山が見えた手前当たりにそれらしき存在を発見しました。 新聞、ニュース、なかなか見覚えのある場所が見つかりません。水門の脇を下り、振り返って見ると、それらしい風景が目の前に広がりました。石組みの面白さ、青空を写す水面です。
遠く備前大橋を眺めると、その交通量の多さが眼につきます。ついさっきまであの車の流れの中にいたことが不思議に思えるほどの静けさ。川面の小舟が眼に留まりました。水はもちろんの事、豊かな川の恵みを感じます。
水門の回りを散策していてみつけた祠。長い時間、歴史を感じる瞬間です。
第一面の記事紹介に使ったカットです。遠景に見える丸い稜線の山、色づき始めた木々の色、青空。稲が刈り取られた跡の田んぼが広がる光景がこの水門の向こうに広がっています。 Web吉備悠久 紀田順一郎さんの記事「秋の水門」は、以下リンクよりどうぞ。http://plus.harenet.ne.jp/~kida/topcontents/news/2010/101501/index.html
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