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◆5年ぶりの個展が無事終了しました。限られた時間の中での制作、決してそれを言い訳にするわけではありませんが、そうした制作をすることで考えたことがありました。個展会場では、おいでいただいた旧知の方々と私が考える日本的と考えられる表現についての話で花が咲いたのですが、そのおりの話が頭を離れず、また大学で取り組んでいる今日的なART教育開発についての内容が呼応するように感じながらも言語化することができずにいたのですが、今日(6月4日)「写真を生成するカメラ」というテクノロジー記事を読んだことからヒントをいただき「記録と記憶」という切り口で私の今の考えについて備忘録がてらメモすることにしました。
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倣光琳筆意 紅白梅図屏風展示(岡山県立美術館)
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◆2011年いろいろなご縁から熱海MOA美術館所蔵の国宝 尾形光琳作 紅白梅図屏風の描法を実際に試し描いて制作する機会をいただきました。当時のNHKの特集番組、また日曜美術館で作品とともに制作の様子なども紹介していただき、大きな反響をいただきました。私にとって大変ありがたい機会となりました。その後、このおり制作いたしましたものを二曲一双屏風として仕立て、倣光琳筆意 とさせていただいたものが現在、岡山県立美術館の企画展で昨日より展示されています。
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◆2023年5月17日(水)から23日(火)まで岡山天満屋5階美術画廊・美術ギャラリーで「日本の色」と題して個展を開きます。岡山天満屋で通算9度目の個展、5年ぶりの開催となります。出品作の紹介他。
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◆能楽堂ホールtenjin9で今年の個展テーマである「日本の色」と題して1日だけの特別展を行いました。これはその記録です。2020年に制作させていただいた鏡の松・若竹のあるこの場所で、前回個展からの5年間に取り組んだ絵、円城寺の天井画の一部や水の記憶の大作なども合わせて5月17日からの天満屋個展出品作を一同に並べる1日だけの特別な催しでした。いつもどおり今回の個展も天満屋岡山店の美術画廊、ギャラリー両方を使っての展示となりますが、鏡の松や水の記憶六曲一双、花卉草木格天井屏風は飾ることは出来ません。tenjin9のご厚意あっての1日だけのイベントでした。
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◆倉敷芸術科学大学紀要に屏風制作の取り組みについて、また付録として屏風制作マニュアルを書かせていただきました。 抜き刷りを制作し、博士学生の原田よもぎ修了展・加計美術館で配布を行いました。
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◆2023年2月 岡山県表具内装協会の鳥越会長、三宅さんの指導で掛け軸制作に取り組みました。協力・白神紙商店 白神さん
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◆2022年11月20日(日曜日)RSK 秋の tenjin ふれあいまつり で、能舞台制作についてなど講演させていただきました。また11月26日(土)には、大三島美術館で「日本画入門」と題したワークショップを開催しました。
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◆屏風・BYOUBU展 が、今治市大三島美術館を会場として2023年1月1日から2月26日まで行われました。
2021年の「はじまりの時」展に続いての今治市大三島美術館と倉敷芸術科学大学森山知己研究室のコラボ展です。 私が倉敷芸術科学大学に専任として着任し、ちょうど今年度末で6年が経過することになりました。二年目から始めた屏風作成の取り組み、日本画研究室でそれがより本格化したのはちょうど2021年からだったでしょうか、いつの間にか日本画を学ぶ学生全員が自ら屏風を作って、それに絵を描く制作を行うようになりました。
出品した学生の屏風はすべて屏風自体も作者本人が制作したものです。今回の展覧会、美術館小展示室は、在学中の研究生と卒業生の作品です。また大展示室では、大三島美術館収蔵の屏風作品(私の20代の作品も展示されています。)に加え、私の新作六曲一双屏風が展示されています。
学部4年と3年の作品(14点)も交流館と休息室に並びます。それぞれすべて学部3年の時に制作したものです。
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◆2022年10月15日、16日の両日、倉敷屏風祭が3年ぶりに開催されました。東町の「はしまや」さんに「倣日山水図」を飾っていただき、大勢の方に見ていただきました。
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◆温泉×アート 美作三湯 芸術温度 2022年8月27日(土)から12月4日(日)まで行われました。
3年ぶりの岡山県主催の企画展。今回も出品させていただきました。私の作品を展示していただいているのは、前回と同じ湯郷温泉「季譜の里」さんです。
美作三湯とは、湯原、奥津、湯郷 の三箇所・温泉のこと。県南の瀬戸内国際芸術祭、芸術交流だけではなく県北にも足を伸ばしてね!ということです。
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「Power of Art from SETOUCHI」展
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◆愛媛県今治市にある2つの美術館、しまなみ海道、瀬戸内海の島にある大三島美術館、そして四国今治にある玉川近代美術館、2つの美術館に倉敷芸術科学大学の、教員、そして学生、倉敷芸術科学大学の附属施設である加計美術館にある卒業生、修了生他の収蔵作品を並べる「Power of Art from SETOUCHI」倉敷芸術科学大学×大三島美術館×玉川近代美術館が、2022年11月6日から12月21日までの期間で行われました。
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◆秋の幻想庭園 倉敷芸術科学大学 後楽園屏風展 +コンサート特別企画が 2022年11月23日(水曜日・祝日)、24日(木曜日)両日に渡って行われました。後楽園鶴鳴館に学生の屏風に加えて私の屏風も展示させていただきました。23日夜には倉敷管弦楽団による倉敷管弦楽団 庭園コンサート 秋の夜長に楽しむ弦楽合奏によるクラシックコンサートが行われました。
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◆芸術の秋!、10月・11月と、慌ただしくしています。私が参加するギャラリートーク、ワークショップ情報のまとめです。
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◆2020年8月、縁あって天野山金剛寺の国宝「日月四季山水図屏風」を実見させていただく機会をいただきました。作者不明ながら多くの方々、先人が日本らしい絵画として認めていた絵画です。私も1989年東京国立博物館で開催された「国華」創刊100周年記念特別展 室町時代の屏風展で拝見して以来、ずっと気になり好きな絵画でした。それが直に拝見できるとあって、コロナ禍ではありましたが是非ともこの機会にとでかけたのです。
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◆倉敷芸術科学大学での取り組み、<屏風を自ら作って、それに絵を描き「倉敷屏風祭」に参加する>この取り組みの中で学生は街のことを知ったり、職人さんに表具の技術を教えていただくなど日本の伝統文化に触れたり、多くの方とお話させていただいたりします。かかわって5年が過ぎました。倉敷屏風祭の2日間だけではなく、大勢の方に見ていただける展覧会が開催中です。倉敷国際ホテル、新渓園は8月29日まで。児島 旧野ア家住宅、玉島 西爽亭は、9月4日まで。
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◆倉敷市内4箇所(児島 旧野ア家住宅 倉敷国際ホテル 新渓園 玉島 西爽亭)で倉敷芸術科学大学・日本画ゼミの学生が制作した屏風展示を行います。歴史ある建物とのコラボ、ご高覧いただけましたら幸いです。
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◆天神山文化プラザで「表装」という展覧会が2017年に開催されました。日本画制作に関わり、その材料となる和紙や膠の現状を調べる中、表具といった工程を支える方々、仕事にも注目することになったのです。岡山県表具内装協会メンバーで企画する展覧会もそろそろ閉じようかという話を聞いたのもこの調査の折でした。少しでも多くの方々に仕事を知ってもらう。新しい可能性を見つけられたらという企画でした。この企画展を通じて縁をいただいた表具師方々の協力で、大学生が屏風づくりに取り組むようになったのは2018年。地域の祭りに出来ることで参加する。減少した観光客を呼び戻すこと、倉敷屏風祭参加に向けて作り始めたのです。
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◆日本画について考える時、その絵肌について考えることも重要な気がします。用いる材料について、そしてその用い方。どんな技術が一般的に使われたのかは、ある意味でその当時目指した価値観の明確な現れでもあるからです。 井原の華鴒大塚美術館、笠岡市立竹喬美術館、2つの美術館の企画展を拝見してきました。
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◆岡山県立美術館で THE ドラえもん展 OKAYAMA2022 5月22日まで、第十一回I氏賞受賞作家展 ウツシヨノカガヤキ が5月29日まで開催されています。
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◆成羽美術館 金孝妍「息する瞳 -Breasphere-」/クボタケシ「RIOT」 令和3年度次世代おかやまアーティスト活動促進事業 会期>2022年1月5日(水)−3月21日(月・祝) ■新見美術館 もっと伝統工芸 備中漆展 漆芸家山口松太追悼展 会期>2022年2月19日(土)−3月27日(日) ■勝山文化往来館ひしお 三人展・原・風・景・ 会期>2022年2月23日(水)−3月13日(日)
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