弥高山 岡山県高梁市川上町
吉備高原都市からひたすら西へ進みます。途中、賀陽インターを右手に通り過ぎ、いくつかアップダウンを繰り返すと眼下に高梁市街を望む場所に出ます。ぐるぐると目の回る様なループを下りると高梁川。国道180号にぶつかると左折して右手に高梁川、倉敷方面に幾らか進み、直ぐに橋を渡って成羽・川上方面へとなります。国道313号を井原、福山方面へと成羽川沿いに進みます。途中、右へ折れて進み、山に登れば目的地! 弥高山。車を停めて目の前の小高い頂へと登ります。眼下に山々、遠望が広がります。メインの絵は、この印象、この眺望に即座に決まりました。
標高654メートル、尾道や福山方面まで見渡せます。この山の麓は化石の宝庫!。昨年(2012年)、高梁市成羽美術館の化石展示がリニューアルしたことは、記憶にあたらしいトピックです。山を降りれば、あの有名な、川上ふれあい漫画美術館があります。地域の売り出し方、ユニークなイメージ戦略・取り組みとして印象に残ります。
水に恵まれた岡山県。川があれば、またそれにかかる橋もあります。吉備高原都市への家路。成羽美術館近くで見た成羽川にかかる橋です。美味しい鮎を食べた記憶。大原美術館のコレクションを選び集めてきた児島虎次郎の故郷でもあります。川沿いには造り酒屋、ニケの像もあったりします。古い宿場町の面影が残ります。
ここで紹介している画像は、作家・紀田順一郎さんとの共著『吉備悠久』(山陽新聞社刊、2006)に収録されたものです。紀田順一郎さんの 「弥高山(高梁市川上町)」は、以下リンクよりどうぞ。http://plus.harenet.ne.jp/~kida/topcontents/news/2013/052401/index.html
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