吹上美術館 扇画ワークショップ
<<「備中町家クラス」とは<備中の町並みに残る、町家の再生・利活用と地域の伝統・文化の継承を目的に 備中no町家deクラス を開催します。文化財クラスの建築物や、「蔵・倉」、「商家」、今も暮らしの残る小さな「町家」の空間で、江戸・明治・大正・昭和から平成の現代に伝わる地域の伝統的な生活文化の魅力を互換で体験してください。>>(倉敷町家トラストさんの作成されたイベントリーフレットより・パンフレットデザインは、岡山県立大学デザイン学科造形デザイン学科の制作)NPO法人 倉敷町家トラスト ホームページリンクhttp://kurashiki-machiya-trust.jp/
扇画ワークショップ開催場所は、倉敷市児島下津井の「吹上美術館」。久々の地元ということもあって、早めに現地入りをしました。この時とばかり別件の取材も行うことにしたのです。画像は王子が岳。
目的は砂浜。寄せては返す波打ち際の画像をゲットするため。砂浜の荒れた砂・足跡などが残った状態が波の力によって何事もなかったかの姿に戻される様子をわかりやすく画像化すること。しかし、着いたのは満潮間近の時間、砂浜は極わずかしか出ていなかったのです。
それでも?どうにか砂浜に降り立ち、波打ち際の画像撮影。はたしてうまく説明できる資料になるかどうか・・・・・。
霞む瀬戸内海を見れば大鎚島が見えました。子供の頃から印象深いおむすび型です。
町家・・・ではありませんが、私が子供の頃からあった建物、実家近くの画像も一枚。久々に実家近くを歩きましたが、変わらないのは山の姿、通り、家並みはずいぶん変わってしまいました。
「扇画ワークショップ」の実施場所、倉敷市児島下津井は、瀬戸大橋の岡山側付け根にあります。下津井のタコは有名ですね。
下津井に残る町家の様子。昔、絵の取材で訪れたころとはずいぶん変わりましたが、まだ当時の面影を残す建物も見られます。
「吹上美術館」の入り口です。昔、荻野美術館と呼ばれていた場所です。使われなくなったその建物・施設を地域の活性化に再活用しようというプロジェクトが地元の方々によって動き出しているのです。
美術館の展示に使われていた部屋を使ってのワークショップ。参加者、関係者の方、大勢が集まってのイベントとなりました。
素材との出会い。何事も「知っている事」とせず、伝統と呼ばれるような存在をもう一度問いなおし、新鮮な驚きとともにワクワクしようとする試み。拙い先導役ではありますが、楽しんでいただけたとしたら幸いです。
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