日本文化再発見講座 華鴒大塚美術館ワークショップ
先日の第一回、徳島県立美術館森学芸員の墨に関するお話を受けて、私の手持ちの墨を実際にご覧いただくと同時に、墨がどのようにして作られるのか、またその材料は?など実物をお見せしながらのワークショップです。
まずは片段ボールを使った「運筆」の基本についての話、実験。川合玉堂の言う「運筆とは、筆をつけること・・」シンプルな言葉に深い意味の発見の話とその実感、体験をしていただきました。
硯を研ぐこと、多様な墨のありかた、良い墨とはどんな墨?なんて話に加えて墨の時間における変化についてなど、膠を実際に作ってみてわかった話などもしましたが、さて、参加者の方々に印象に残るワークショップになったかどうか? 華鴒大塚美術館の展示室を使った贅沢なワークショップです。目の前には大作家の方々の本画が並びます。 大勢の方にご参加いただき感謝です。有難うございました。 ※使用画像は華鴒大塚美術館の三宅学芸員によるものです。
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