備中松山城 高梁市
住まいする吉備高原都市からは、広域農道を西に向かって車を走らせます。途中、賀陽インター(中国横断自動車道・岡山米子線)、雲海の上に浮かぶ山城の撮影スポットとしての見晴らし台、吉備国際大学のサッカー練習場方面に曲がる道などもありますが、そのまま西進。眼前の山が開けると、眼下に町並み、高梁川の流れが広がります。ここが歴史ある高梁市の中心部、目線を上げた先、北側、向かいの山の頂に備中松山城の姿があります。近年、「天空の城」なるキャッチコピーで有名になった兵庫県竹田城がありますが、ここ岡山にもあるのです。シーズンには見事に雲海の上に浮かぶ姿を見せてくれる「備中松山城」です。山の中腹にある駐車場から急な坂道を登り、城のある頂上へ。途中に見る風景も格別、自然を活用した山城の一角、山肌、霧に浮かぶ光景として描きました。題して「壁夢」です。
歴史ある高梁市の町並み、高梁川に注ぐ支流川沿いの風景です。右に進めば吉備国際大学、備中松山城への登山ルートになります。途中には小堀遠州の作庭で有名な頼久寺、また映画「寅さん」の撮影で有名なお寺もあります。
城の街の洋風建築。紀田順一郎さんと取材したのは2001年、あれからすでに15年の歳月がたちました。はたしてあの時観ることが出来た建物は今どうなっているか、また町並みの様子は?。駅が新しく再開発されたという話を新聞記事で見ました。天空の城以外にも見どころがある高梁。どのようにそれらを魅力ある場所として後世に繋ぐことが出来るか。あらゆる場所、地域のテーマとなっている話しに違いありません。
※ここで紹介している画像は、作家・紀田順一郎さんとの共著『吉備悠久』(山陽新聞社刊、2006)に収録されたものです。以下URLは、紀田順一郎さんの「 備中松山城」記事への直リンクです。 是非御覧ください。(URLをクリックすると、紀田順一郎さんのサイト記事が表示されます)http://plus.harenet.ne.jp/~kida/topcontents/news/2016/061503/index.html※ 関連画像情報雪の備中松山城http://kibikougen.blogspot.jp/2013/01/blog-post_19.html高梁観光2http://kibikougen.blogspot.jp/2013/01/blog-post_1022.html安藤忠雄建築での向井修二記号展 ほかhttp://kibikougen.blogspot.jp/2014/05/blog-post_30.html
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