日本画山脈展トーク・ワークショップ 愛媛県八幡浜
前日、夕方に入った八幡浜。台風が近づく22日、朝のホテルの部屋からの眺めです。ちょうど九州の方角を見ているのでしょう。湾の中ほどに大型の船が停泊しているのが見えます。昨夜、窓を叩く雨音で眠りが浅かったのですが、朝になっていくぶん小ぶりになり、風も落ち着いたように見えます。台風はこれからが本番、果たして無事開催できるのかどうか不安になりつつも会場の八幡浜市民ギャラリーに向かいました。
市民ギャラリーに到着するなり、突然の停電!。幸いすぐに復旧しましたが、はたしてこれからどうなるのか?。不安になりながらも午前に予定されているアーティスト・トークの開始時間を待ちます。昨日、到着後に見た会場の様子をもう一度拝見。同じ展覧会の巡回ですが、いくらかかわる出品作品、また会場が変わることによって見え方、感想が変わるような気がします。こちらについてから感じたことなどを少し準備。文字通り、足元の悪い中、警報の出る中、お集まりいただいた皆様。感謝です!!。古い町並みの中にある図書館、市民ギャラリー、商店街のアーケードがすぐ近くにありました。本当に街の中にある場所なのです。アーティスト・トーク、無事開催することが出来ました。参加の皆さん、関係者の皆様、本当に有難うございました。
拙著「畫の本<技之巻>」、出版と前後して作成した本の内容を映像化した日本画作成ビデオ(DVDとして作りました。画像はそのサブセット、ショート版です)。熱心に見ていただいて感謝。ちょっとだけ作業の解説。
午後のワークショップ。若冲の筋目描きを題材に日本文化の面白いところ、興味深い点に出会っていただく試みです。警報の出る中、定員いっぱい以上にお集まりいただきました。
作業は和気藹々、楽しみながら。海の近く、海のモチーフも。若冲ファンという外国からの方々も参加です。
素晴らしい集中力。関係者の方が素敵な写真もとってくださいました。
今日の成果を持っての記念撮影。台風の真っ只中、本当にお集まりいただき感謝です。ありがとうございました。片付けの後、早々に八幡浜を出発。通行止めの高速道路、ひたすら地道を2時間走り、石鎚付近を通過、はたして瀬戸大橋が渡れるか不安になりながら暴風雨の中を一路家路に。一時、事故通行止めだった瀬戸大橋も無事通過することが出来、予定よりかなり遅くなったものの無事帰宅。思い出、良い経験になりました。八幡浜の皆さん、本当に有難うございました。八幡浜市民ギャラリーでの「日本画山脈」展は11月26日、日曜日まで。11月6日には一部展示替えがあるそうです。開館時間は10時〜18時まで 月曜休館です。※使用している画像(ホテルからの画像以外)は、八幡浜のスタッフの方が撮影、公開を許可していただいたものです。
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