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7/26//2020  材料技法

鏡の松制作 その17

■ 松葉描き 松葉上塗り
 
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群青による調子着けを行った上からもう一段階粒子の荒い松葉緑青を塗ることで塊としての調子を合わせ、続いてその上からNo.12の松葉緑青を盛り上げるようにして松葉の描写を行いました。

描き過ぎにも思える量ですが、最終的には整理され見えなくなる松葉も多いです。無駄に思えるこの作業によって大量の緑青・松葉の塊に微妙な調子が加わります。

 
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松葉の見えすぎている部分、まとまりがほしい箇所など、より粒子のある松葉緑青(No.9)を焼いて明度、色相をコントロールしながらまとめます。
 

 
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一番右端が焼いていない状態です。左に行くほど焼いたことによって色相が変化したことがわかると思います。
 

 
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松葉の塊に暗い調子も加わり、仕上がりが近くなってきたことを感じます。

描く中で消えかけて行きた松葉の付く細い枝の部分、あえて見せたい松葉などをこのあと描き加えます。
同時に松の幹の描写、細部を加えていく予定です。
 

 
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RSKイノベイティブ・メディアセンター

能楽堂ホールの名前は 
tenjin9

7月22日 建物の竣工式が行われました。
鏡の松はあと一ヶ月描きます。8月の末には運び込み、9月頭には設置の予定です。