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4/8//2015  ○Web吉備悠久

由加山  倉敷市

■ 2004年(平成16年)3月21日(日曜日)山陽新聞掲載の吉備悠久は、倉敷市児島にある由加山でした。私の生まれたのが児島田の口ということもあって、子供時代から身近な存在の場所です。対岸香川の金毘羅さんとの両参り、田の口港に立つ鳥居はこの由加山参道を現すものです。港近く参道に面した同級生の家、山を上り由加山蓮台寺近くの友人の家、大学時代、帰省の折にアルバイトした少年自然の家など、懐かしさも有り、紀田先生と取材に歩く道すがら、久々に友人の家に立ち寄ったことも思い出されます。

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 昔々、通った琴浦東小学校の遠足で訪れ、描いた多宝塔。あの折はすぐ間近から描きましたが、今回は当時新しく出来た施設の側から谷越し、参道の階段を挟む形で描きました。

 昔々、今日の冷え込みのように春にしては珍しい雪で、山から通う同級生が、学校を早退するなんてことがあったのを思い出しました。

 満開の桜越しに眺める蓮台寺多宝塔です。名づけて「春望」
 

 
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田の口港、古い記憶をたどれば、友人と行った釣り、そして夏祭り。由加山に登らず、この港近くでの祭りにワクワクしたのを思い出します。遠くに見える四国、屋島や大鎚、小槌といった島影、鷲羽山も見えました。

玉野、渋川、唐琴から児島へ、大きくカーブする道。
海にまっすぐ続く道は、印象深い姿です。

製氷会社の建物、アイスクリン。おもちゃ屋で買ってもらったプラモデル。

時代劇、SF、映画館も有りました。

 
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遍路道の石の道標。指さす手を頼りに山を登っていけば、次第に人家も少なくなり自然の雑木林となります。途中、モウセンゴケ、鮒釣りに来た池、湿地帯を抜け由加山蓮台寺、瑜伽大権現の石段へ。

甘い「あんころもち」の記憶。頂上付近、多宝塔から眺めた瀬戸内海、四国の姿。春霞。
蓮台寺客殿板戸に描かれた柴田義重の「牡丹に唐獅子図」、そういえば水琴窟もありました。

故郷の思い出。

※ここで紹介している画像は、作家・紀田順一郎さんとの共著『吉備悠久』(山陽新聞社刊、2006)に収録されたものです。以下URLは、紀田順一郎さんの「 由加山(倉敷市)」記事への直リンクです。 是非御覧ください。(URLをクリックすると、紀田順一郎さんのサイト記事が表示されます)

http://plus.harenet.ne.jp/~kida/topcontents/news/2015/040801/index.html