計測・監視・観測関連のメインページ
ある時期の当社Webメニューのひとつですが、備忘録として残します

 ここでは、従来の計測方式から今風の方式へ・・・のヒント集としてまとめをしています
 いろんな分野からの出展・・・・内容がごちゃ混ぜなことはお許しを・・・

独立型(他のインフラに依存しない)無線の活用
携帯・PHSのサービスがないところ、あるいは離れた場所からて連続測定が必要なケースでは、無線を利用した観測も可能です
無線LAN(無線ブリッジ)
●携帯電話サービスしかインフラがないところでも
     以下の事例は、専用のI/F(制御ボード)を用意して、Au携帯モデムを使用したものです(232c)
    その後は、携帯網接続ルータの採用で(LAN接続)もちろんDocomoも利用できます
    昨今では、データ通信サービスも充実、定額で使用できる契約も通信量により種類が選択できます
猿害対策    最初の導入は、岡山県高梁市(158K pdf) ASPサービス
気象観測    最初の導入は、北海道の厳寒地 単独システム(独自ドメイン必要)
          最初の導入は、九州長崎に(389K pdf) ASPサービス
いずれの例も、必要な電力は独立電源で得ています
●接点信号の無線化 ARIB STD-T67準拠 受信アンテナの工夫により2000m以上の飛距離も可能
土石流の予知に(一例) センサとの組み合わせ、携帯電話網の活用
最大6接点の信号を、最大100台の送信機から受信 FA、土木、標識、セキュリティ分野に
使用環境に応じて防水ケースに収納 捕獲檻の管理土石流の検知・通報など減災目的に
●インターネットの常時接続サービスの普及
インターネットの常時接続サービスの普及により、計測結果を全国(全世界)に配信することも容易に行うことが出来るようになりました
わかりやすいサイトをご紹介します  →   詳しくは、バンテージプロ2のページで
ある地域の気象計測内容を、常時Web上で提供されています
風向風速計・・・・一番計測ニーズの多い気象観測関係
温湿度、振動、大気(NO2、NO3、NOx、CO、CO2ほか)などいろんなセンサー類が充実してきました
ここでは最も一般的な風向風速計(温湿度・体感温度計測可能)を例にご紹介します
雨量も計測(標準orオプション)できますし、なかにはオプション対応でUV(紫外線)計測の可能なものもございます
また、廉価な風向風速計をセンサーとして利用した例も具体的にご紹介いたしております
    → 詳細な情報を掲示(解体新書!?)
このバンテージプロ(ワイヤレス)を実際に活用 → 岡山市中区祇園ライブ測候所
  
遠隔気象観測
システムの詳細は  →  こちら
   
●Davis社の気象観測装置をセンサーとして活用できるMail発信ソフトをご用意しましました
ウェザーリンクソフトをご使用いただくことで得られるテキストファイルを読んで、事前に設定した計測範囲を超えた場合、メッセージを指定した先にMail送信することができます
もちろん携帯電話に対しても可能ですし、PC対しては計測データをファイル添付で送ることもできます
 ◆Sensor Mail & Graph
   Sendmail対応の上位バージョン(SIer向け)
   データ設定や、システム設定の自在性をより高くしています
   自動セットアップで、タスクバーに常駐可能です
   よりCPUパワーを食わない設計です
   また、集めたデータをDB化し、グラフ機能を追加しました
       ¥43,780(内消費税3,980)
   複数のウェザーリンク、他センサーの監視が可能なシステムのご用意も出来ました
 ・遠隔農業
 ・土石流など災害予知
 ・各種研究
 など、広くご利用いただけるモノと確信しております

 当社オリジナル、センサ情報収集システム『Beeeシリーズ』にも対応したバージョンもご用意

 商品は、CD−ROMによりご提供(セットアップマニュアルなどは、全てドキュメントで)
 プログラム容量は、3Mバイト程度とコンパクトです
Sensor Mail & Graph の表示例
  
●フィールド運用に向けたマルチ・ロガ-(Linux組込PCボードを使用したオリジナル) 
遠隔における気象観測に於いて、重宝いただいているマルチ・ロガ- HARUTOシリーズ
CPUボードの世代交代時期を迎え、長年ご利用いただいていたHARUTOVの後継となります
より安定に長期間の運用ができるよう、よりリアルタイムでデータが送れるよう機能アップを目指しました
具体的な運用については、気象観測のページでもご紹介しています

オリジナルのロガーです
いわば、フィールド専用のロガー/WEBサーバ/ftpクライアントです
外観(形状)は、HARUTOシリーズ共通です
国内用ACアダプタを標準添付
  
      
HARUTOW

HARUTOU→HARUTOUftp→HARUTOV と進化させてきました
そして、この度 『HARUTOW』 の登場です
この度のVerUPは、CPUボードの世代交代です

マイクロSDカード(MLC)8Gバイトを実装
データ回収は、USBメモリ(〜32Gバイト)、あるいはLAN経由で可能
消費電力も1W程度、稼働温度範囲も広く、独立電源と組み合わせることで、長期間の定点観測あるいは、遠隔観測を可能とします
処理も高速化、1分インターバルのftp送信も可能です
ntpサーバ同期など、長期間の運用に耐える設計としました

    ¥80,300-(内消費税7,300)
    詳しくは 
      こちらの取説で(pdf 902k)

データは、扱いやすいcsv形式です

WeatherLink#6510が必要です
SER/USBいずれにも対応できます

保存したデータの取り出し、あるいはファームウェアの更新は、USBメモリをこのロガーに差し込むだけです

データ回収にPC本体は不要・・・です
独立電源と組み合わすことで、長期間の定点観測が可能になりますし、データ回収の苦労が軽減されます

もし通信が成立しなくても、現地にはデータが記録されて残っているというのが単純なデータ転送装置との大きな違いです

HARUTOW

最新の LinuxボードPCに必要なアプリを組み込みました
WEBサーバ、ftpクライアント機能を有します

232cあるいはUSBで接続された測定器(ここではDavisVP2/Vue)に向かって、コマンドを投げ、その結果送られてくるデータを保存、あるいはftp送信します

データは、扱いやすいcsv形式です

製品添付取扱説明書
   → こちら(pdf 902K)

旧型HARUTOUftp、HARUTOVの取扱説明書
   → こちらから入手いただけます

1枚の資料で表してみました
  『HARUTOW 計測・記録システム
     
遠隔農業システム
従来ノートPCを設置し、気象観測・侵入検知など、閾値を超えた計測あるいは異常を検知した場合は、Mail通知させていたものですが、この仕組みを置き換えるべく試作中です
単なる置き換えではおもしろくないので、DIOを利用して、窓の開け閉め、換気扇のON/OFF、ボイラーのON/OFFなど対応できるよう工夫もするようにしています
特にボイラー(加温)においては、省エネにつながる工夫を取り入れるべく努力中です
まずは環境測定からということで、無線式(半径500m程度をカバー)データ収集システムから製品化を進める用意をしています
温湿度、土中温度、体積含水率、EC値、日射量の各センサーに対応します
まずは、現地へレポーターを派遣・・・というところで、『Beeeシリーズ』を発売しました(2008.08)
その後、Davisワイヤレスの国内適法化の動きを受け、コストパフォーマンスの観点から、資源をDavisに集中させることにしました
    
ご使用になりたい環境で問題になる、ネットワーク環境の有無、商用電源の有無など条件に対し、いろんな対応が可能です
こんな気象+映像の観測/記録というシステムもあります、その場に記録してあとでデータ回収です
もちろんインフラがあれば、データ送信が可能です
独立電源で設置場所を問いません 記憶範囲(データ記録期間)は各装置の容量によります
例えば、ロガーとしてHARUTOUを使用すれば、記録期間を大幅に延ばすことが出来ます
HRUTOUftpが使用できれば、遠隔地から現地の様子を把握できます
●ここまでの気象への取り組みをひとつの形に 『KYOTA』
長年、研究・調査需要を中心にご愛用をいただいている長期間の計測記録システム『HARUTO』を、現場管理を目的とした計測記録/通報システムに発展させたシステム『KYOTA』をご用意しました
リアルタイムの計測値も得られますので、現地の臨場感の演出?にも役立ちそうです

『KYOTA』
 風速(最大風速・10分間の平均風速) 雨量(降り始めからの雨量) 露点温度 WBGT
 これらに閾値を設けて、閾値を超えた計測があった場合、接点出力(警報・警告用)
 インフラがあればMail通知を行うことができます(管理者、及びユーザー宛)
 ダイナミックDNSにも対応し、スマホあるいはPCにより遠隔地より監視・管理を行うことができます
 閾値の判断とは別に、遠隔で手動により現地に接点出力を出すことも可能です

 1枚もののご紹介資料を用意しました
      『KYOTA 計測・記録/通報システム

 『KYOTA』公開は、こちら (実験用ビニルハウス傍に移設しました 2020.11.25)

 詳しくは、遠隔気象監視のページで
気象衛星NOAA(米国海洋大気局)からの画像受信
こちらは「ひまわり」など高度な位置の静止型の衛視とは異なり、軌道高度約850Kmで極軌道周回型(北極と南極の上空を通り、地球を約100分かけて一周します)の衛星です
と言うことは、追尾が必要になります
その代わり、1ドット1.1km四方の情報を得ることが出来ます(HRPT)
残念ながら、安価なシステムの供給が無くなりました(過去のご紹介になってしまいました)
獣害対策
特に群をなして移動する動物・・・・猿などによる農作物への被害は農家の方にとって、大きな脅威です
その、群の動きを事前に察知できれば、餌を得るという良い思いをする前に、花火などで脅して恐怖を抱かせることで、近づけない・・・・この場所は、人間の生活圏で、自分たちの生活圏ではないことを教え、互いの生活圏を守る、すなわち共存を図ることが可能になります
一方で、共存と言うからには、ひとは野生動物の生形態を壊さない努力をする必要があります
この仕組みは、生態系、行動域調査にも利用されています(この調査の機材を利用したというのが正しい表現かも知れません!?)
サル接近警戒システムも試験運用開始から15年目を過ぎました
地域の力で解決を目指すユニークな岡山方式、全国から注目されています
その仕組みも年々進化し、全国で100箇所を超える設置が行われています

野生動物の行動域・遊動域調査/テレメトリ調査機材のご紹介は、こちら
商用電源のないところでは、太陽光発電などによる独立電源を
特に環境対策の測定には、クリーンエネルギーの利用がベストマッチ
測定誤差になる排出物も何もありません!!
緊急連絡(通報)システム
Mailを伝達手段とした遠隔監視
●気象観測装置をセンサーとして・・・と言うページでもご紹介しています
 テキストファイルに書き出される仕組みさえあれば、このソフトウェアを使用して緊急連絡システムを簡単に構築することができます
 この場合、SIer向けの上位バージョンを採用下さい
●ネットワーク対応
 実はもう一つ上のバージョンもご用意しています
 こちらはTelnetに対応しており、ネットワーク環境を経由した先の情報でこのMail発信システムをキックすることができます
 システムのエラー監視などにも応用が利きます
◎現場に直接緊急放送(特定小電力トランシーバーの応用)
    ・学校など施設向け(既設で放送設備のあるところ向け)
 IP接続可能な、WLANトランシーバーの登場で、ますます用途が広がりました
無線タグによる「人」「物」の動態管理
無線で、ある程度離れた位置から物、あるいは人の位置(動態)管理が可能になります
元々、軍艦で船員の乗船確認のために開発されたもの!!
RFID(無線タグ)には、ローコストではあるが、飛距離が出ないパッシブ型と、飛距離の出るアクティブ型があります  詳しくは → こちらへ

環境問題への取り組みに『クリーンエネルギー』を特集

老婆心ながら
 特に、こちらにご紹介の分野においては、一見似たようなもの、同じようなスペックにもかかわらず、価格が大きく異なるものがあります
 常識的に考えて、価格の差があると言うことは、どこかにその価格なりの違いがあるはずです(そうでなければ世間の信頼を得ません!)
 その違いが見つからない方、どうしても発見(理解)できない方は、お気軽にお尋ね下さい
 当方で分かる範囲ですが、ご説明申し上げます


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無線LAN専門サイト
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   Mailは seiden_atmark_po.harenet.ne.jp
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      お電話では、(086)275−5000 
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