スタッフ日記

2018年度

過去の日記
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1月

2019/1/7「ふれあいの里園内」



明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
冬季休館中のささゆり館ですが、スタッフは事務所に出てきています。
園内を散策していたところ、カスミサンショウウオに出会いました。
情報によると11月下旬には入水していたようですね。
2月下旬ごろから産卵が行われると思います。

12月

2018/12/9「こんにゃく作り体験」



こんにゃく作り体験イベントを開催しました。5名の方にご参加頂きました。
芋から作りこんにゃくは、市販されているものと比べると、食感・風味が全然違いとても美味しいですね。茹でたり・寝かしたりするのに時間がかかりますが、出来上がったものを食べると、作って良かったなと思います。
そのまま食べても、炊いても美味しいので興味のある方は、是非作ってみて下さい。

11月

2018/11/23「秋の草原保全活動」



来年の山焼きに向けた、防火帯作りを開催しました。天気が安定せず、途中あられが降る中の作業となりましたが、20名程の方にご参加頂きました。
今年は、例年より広く防火帯の草刈りを外部に委託し行いました。その為、草寄せが大変でしたが皆さんのおかげでキレイな防火帯ができました。
後は、来春の山焼きを待つのみです。
昼食には、当館スタッフお手製のジビエ汁(シカ・イノシシ・豚入り)を食べて頂き、冷えて疲れた体を温めて頂きました。
ご参加頂いた皆様、有難うございます。

2018/11/10「フライフィッシングと毛バリ作り」



昨年に続き、フライフィッシングと毛バリ作り体験を開催しました。今年は、天気にも恵まれ、秋の陽気の中のイベントとなりました。午前中は、座学と毛バリ作りです。座学では、魚や虫、フライフィッシングの歴史や道具についてギュッと凝縮してお話して頂きました。その後は、時間いっぱいまで皆さん毛バリを作りました。午後からは、キャスティング練習をした後、実際に川に出て実釣となりました。今年は、マスが顔を出してくれませんでしたが、ドロバエやカワムツが出てくれました。
※渓流釣り場は、通常はエサ釣りのみの営業となっています。このイベントだけ特別にフライフィッシングを開催しています。

10月

2018/10/6「津黒のきのこ観察会」



恒例のきのこ観察会を開催しました。倉敷市立自然史博物館友の会と共催です。
講師の方は、柴田靖さん。また岡山きのこ研究会の皆様にも同定などでお世話になりました。台風が接近中の中、天気予報を見て「何とかこれは出来る!」と判断し何とか開催する事が出来ました。そんな中でも50名程の方にご参加頂きました。
9月に入り雨が続き、一気にきのこ達が出ていましたが当日はそれも落ち着き、端境期のようで90種類とちょっと少なめのきのこを観察できました。
昼食には、当館スタッフお手製のきのこ汁をふるまいました。今回は栽培しているナメコ・マイタケの他に数種類の野生のきのこを入れました。良い出汁が出て大満足でした。

9月

2018/9/2「コケテラリウムを作ろう!」



巷で話題?のコケテラリウムワークショップを開催しました。以前から、個人的にもやってみたかったイベントで、今回ご縁があり開催する事が出来ました。講師の方は、山崎真理さんです。普段のワークショップでは、用意されたコケを使う事が多いと思いますが、今回は特別に園内を歩きコケを採集し、それを使う事にしました。
日常ではあまり気にする機会の少ないコケでありますが、じっくりと観察すると色んな種類があります。一度足を踏み込むと、奥が深いコケの世界ですが、テラリウムですと簡単に楽しめます。
先生からテラリウムの作り方や育て方のレクチャーを頂き、皆さん、それぞれ表現の仕方が違うテラリウムが完成しました。

8月

2018/8/4「川の漁業体験」



夏休み恒例の、川の漁業体験を開催しました。この猛暑の中、県内外から多くの方にご参加頂きました。このイベントでは、地元漁協組合の方に許可を頂き、投網を体験させて頂いております。投網組とガザガザ組に分かれて魚を獲りました。投網組では、講師の方が大きなニゴイをとってくれました。また、初めて投網した方もアユが獲れ、今回は良い結果になりました。ガザガザ組でも、オイカワやオヤニラミ・ウグイなど色々な魚が獲れました。イベントの締めには、ヤナギとムシロを使って昔ながらの雑魚とりを行いました。今年も、残念ながら1匹しか獲れませんでした。最後に、獲れた生き物を集計すると20種類以上でした。この暑い中、ご参加頂いた皆様、有難うございます。

6月

2018/6/23「ホタルとカジカガエル観察会」

初夏の風物詩、「ホタルとカジカガエル観察会」を開催しました。今年は参加者がちょっと少なく残念ではありましたが、逆にじっくりと観察する事が出来ました。
状況的には、ホタルはピークかなという感じでした。うっすら月あかりがありましたが、ホタルの乱舞を見ることが出来ました。カジカガエルは、繁殖に最盛期は過ぎた感じはありましたが、抱接しているペアがいました。また、カジカガエルのオタマジャクシもいて成体とセットで観察できて良かったです。

2018/6/17「夏の草原保全と観察会」



自然観察会「ホタルとカジカガエル観察会」を開催しました。当日は、ちょうど夕方から雨が降るホタル観察には向かないですが、カエル達には最高の天気ののイベントとなりました。まず室内で、ホタルやカジカガエルについて簡単ではありますが色々とお話をしました。普段はあまり聞かない話もあったかと思いますので、参加者の皆さんには何か感じ取ってもらえればうれしいです。
程よい時間になったので、外に出て実物を観察しました。子ども達の頑張りにより、ホタル・カジカガエル共にオス・メスが形態の違い等を観察でき良かったです。

2018/6/9「モリアオガエルに会いに行こう!」



ふれあいの里園内にて、モリアオガエル観察会を開催しました。講師は、山田勝さんです。このイベントは、モリアオガエルだけでなく森の中で暮らしている生き物たちも観察するイベントです。道中は、フィールドビンゴを片手に山田先生のお話を聞きながら、生き物観察を楽しみました。今年は、生き物の出現に恵まれ卵塊だけでなくモリアオガエルの成体も数多く見ることが出来ました。アカショウビンも、綺麗な声で一日中鳴いていました。なかなかこのようなタイミングは無いので、とてもラッキーでした。

2018/6/3「オオキンケイギクで草木染」



オオキンケイギクの駆除と抜いたものを使った草木染体験を行いました。天気も良く絶好の抜き取り日和でした。ご参加頂いた人数は4名と少なかったですが、1株ひとかぶ、根っこから丁寧に、45Lのゴミ袋13個分のオオキンケイギクを抜く事が出来ました。
午後からは、抜いたオオキンケイギクを使った草木染です。根以外の部分をハサミで細かく刻み、煮出すと黄色の染液がとれます。そこに、ビー玉や洗濯ばさみなどで模様を付けた染め布を浸けます。その後、アルミ・鉄などの媒染液に浸し色を定着させます。この時に浸けた媒染液の違いによって出来上がりの色が変わって来ます。ここが草木染の面白いところです。皆さん個性的な作品が出来ました。

5月

2018/5/23「モリアオガエル産卵」



モリアオガエルの産卵が始まりました。卵塊が4個確認できました。
まだ始まったばかりという感じです。これからは、雨が降った後の夜は見に来なくてはいけないですね。寝不足必至です。昨年は、卵塊の数が少なめだったので、今年はいっぱい産んでほしいです。

2018/5/20「新緑のブナ林で夏鳥観察」



山乗渓谷周辺で、夏鳥観察会を開催しました。前日は雨、当日も霧雨&寒いという中の観察会となりました。そんな天気でしたが、20名の方にご参加頂きました。
まずは、不動周辺で観察です。ミソサザイ・カワガラスの声が聞こえました。その後、ブナ林まで上がります。スポットスポットで途中下車しながら観察しました。オオルリの声が良く聞こえました。ブナ林では、のんびり歩きながら鳥を探します。今回は、天候があまり良くなかったので姿はあまり見えませんでした。それでも、声だけ聞こえた・姿が見えたものを合せると22種類の鳥たちに出会う事が出来ました。

2018/5/6「サクラソウと蒜山の春」



今年のサクラソウ観察会は、例年とは一味違う観察会となりました。倉敷市立重井薬用植物園と共催です。県内外から30名ほどの方にご参加頂きました。
4月1日の山焼きで焼けていなかった箇所の火入れを5月1日に行った事もあり、火入れから1ヵ月後と直後の草原の様子を、見比べることができとても良かったです。特に、参加者の方に見て頂けて良かった事は、毎年初夏に草刈りをしている部分には、全くと言ってよいほど火が入っていない事です。頑張って草の量を減らしておけば、火が抑えられるよという事を知って頂けたのは良かったと思います。サクラソウの株自体も徐々にではありますが、増えて行っているようです。次は、6月17日、夏の草原保全活動です。

4月

2018/4/21「きのこの植菌体験」



「きのこの植菌体験」を開催しました。講師の方は、岡山きのこ研究会の柴田さん・研究会の皆様です。少し動けば汗ばむ陽気の中のイベントとなりました。
参加者の方には、一人数本の原木にドリルを使って穴を空けて、しいたけの種駒を打ち込んで頂きました。植菌した木はそのままではいけないので、林の中に持って行き菌が良くまわるように仮伏せを行います。秋頃か来春に本伏せを行います。収穫できるのは来秋以降でしょうか。イベント終了後には、1人1本のホダ木をお持ち帰り頂きました。ちゃんと管理をすればあと4年ぐらいはしいたけが採れる事と思います。

2018/4/13「園内 風景」



春の陽気に誘われて、園内を巡回してきました。ここ数日、暖かかったので、一気に春が進んだ気がします。
現在、オキナグサが見頃です。アセビは満開です。サクラソウはまだ葉っぱを出したばかりで、花が付くのは4月末頃でしょうか。サワオグルマは数株花をつけていました。先日、ヒキ合戦をしていたかと思えば、もうオタマジャクシになっていました。
山菜たちも一気に伸びたので、食べごろのものが多いです。今月末の山菜講座は、ヤバいです。

2018/4/1「蒜山 山焼き」



地元集落の方のご指導を頂きながら、2年ぶりに山焼きを行いました。山焼きボランティアには、40名近い方がご参加下さいました。「昨年焼けなかった・好天続きで良く乾燥していた」事もあり、良く燃えました。そんな事もあり、地元集落の方々やジェットシューターを背負って頂いたボランティアさんには縦横無尽に動いて頂き、大変助かりました。初めて参加された方は、主に飛び火の監視をお願いしました。一部アクシデントはありましたが、人身事故はなくホッとしています。
「山焼き隊」が主体となり、課題・改善点多く出てきました。一つづつ解消して、より安全に山焼きが行える体制作りをしていきたいと思います。
ご参加頂いた皆様、有難うございました。