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こちらは、リアパネルの様子です
VHFコンバータ2つを内蔵しますので、ANT接栓は3個すべて有効です
左から144MHz帯
50MHz帯
そして右端が、HF用接栓です
電源は、ACケーブルが差し込まれています
シンプルなリアパネルです |
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こちらが、下(底面)の様子です
シールド板に囲われていてるところはVFO部
ユニット化により、ゆったりした配置に見えます
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シャーシ上面を撮したものです
右上にVHFコンバータ基板が見えます
右端が144MHz帯用
その左が、50MHz帯を28MHz帯に落とすコンバータです
その左は、AF/マーカーユニットで、その左にフィルタが見える基板はFMユニットです
RF同調は、101シリーズ共通のμ同調機構の採用です
結果、ゼネカバ受信と考えると少々使い勝手が悪い…後述します
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クリスタルフィルタについて
3つ重なって見えるもの
上から、SSB用、AM用、一番下はCW用です
下段中央に見えるものがFM用です
FM受信にあっては、一般に455KHzにもう一段階変換して検波する例が多いですが、本機はFMも第2IF 3180KHzのまま検波です(FMユニットには、3180KHzのFM用クリスタルフィルが装備されています) |
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シャーシ上面を角度を変えて撮したものです |
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シャーシ上面を角度を変えて撮したものです |
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さすが専用受信機
第一IFである、6020KHz〜5520KHzについて、VFOダイヤルに連動した同調VCを持つバンドパスフィルタを構成しています
VFO右横に見えるVCがそのものです
その右に見えるのが第一IF基板(ここはベークライト製の基板ではない)
この動作を電子化した例
TS-900 こちらのVCT(Voltage Controlled Tuning)と名がついた機能が同じ目的のものです |
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21バンドを切替るバンドスイッチ
よくぞこんな多接点のSWを作ったと正直思います
赤字(読みずらい)がアマチュアバンドで白字がそれ以外
プリセレクタも赤字と白地に別れた指示をします
正直、使いづらい・・・です
ここでは、波長表示ですが、バンドSWに連動して表示するメインダイヤルの上部にある横長の表示板は、下段でご紹介のように周波数表示です |
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このメインダイヤル上部の表示板にあっては、周波数表示となっています |
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本機は、初期モデルの後期(ボタンSWが四角から丸になった直後)ではないかと思います
が、非常に保存状態の良いものでした
スペックについても、ほぼ満足しています
ちょっと気になるのは、マーカー信号が弱い・・・・聞こえなくはありませんが
下段に性能をチェックした結果を記しますが、FMに関しては、専用のものに比べると少々低感度です
通常、−15〜−20dbμVでSQは開きます |
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BAND(MHz) |
CW/SSB
RF信号のON/OFFで
S/N10dbが得られる信号強度 |
AM
30%変調のON/OFFで
S/N10dbが得られる信号強度 |
FM
SQオープン時の
信号強度 |
3.6 |
0.2μV |
1.2μV |
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7.1 |
0.2μV |
1.2μV |
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14.1 |
0.2μV |
1.4μV |
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21.1 |
0.2μV |
1.0μV |
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28.6 |
0.2μV |
1.0μV |
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50.1 |
0.2μV |
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−10dbμV |
144.1 |
0.25μV |
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−10dbμV |
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