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上手にコンパクトにまとめてあります
整然と美しいです
100Wモデルは、背面にパワーアンプユニットを背負う形です
本体がコンパクトだけに、このパワーアンプ部が大きく見えます
10Wモデルでしたら、この部分は、丸々ありません |
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ユニット単位で各段を構成
これは、FT-101に通じる部分です
中央右のソケットは、AMオプションボードのために用意されたものです |
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シャーシ底面 |
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シャーシ底面
シールド板を外して写しました |
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メインダイヤル部分
やはり、旧スターの機構が取り入れられています
プリMixクリスタルを省くのは3.5MHz帯のみで、FT-200の14MHz帯に見られるような逆ダイヤルは生じません
余談ですが、FT-501以外にも、同様のプリMix方式を採用したFT-200という、FT-101の弟分も発売されていました
FT-200の後継で、FT-201というファイナル、ドライバ以外が半導体化されたモデルです
FL-101/FR-101のデザインを踏襲したモデルでした
FT-301の後継というのは見当たりません、いわゆる一発屋です |
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FT-101以降、お馴染みとなったスラグチューン(μ同調機構)を採用
FT-101とは異なり、シャーシを起点にシャーシ内に「L部」を収容
左に見える2Pフィーダーコンセントは、内蔵スピーカー接続のためのものです |
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スラグチューン機構の裏側(シャーシ下)です
スラグチューン左の半固定VR群は、各バンドごとに送信パワーを調整するためのものです |
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意外、というか・・・
本機には、外部スピーカー端子がありません
スピーカー内蔵外部電源FPー301を必ず取り付けて使うことが前提のような設計です
外部電源接続について
12P角型ジョンソンコネクタでの接続ですが、多分本体に標準で付属のDCコードであれば、コネクタ内でスピーカー配線がジャンプされていて、本体内蔵スピーカーが鳴るようになっていると思われます
FP-301を接続すると、電源内蔵のスピーカーが鳴り、本体内蔵のスピーカーは無視されます |
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通電後、送信したらいきなり、はじけたような大きな爆発音と白煙が上がりました,あらビックリ
送信時+12Vラインに入っているタンタル・コンデンサが、はじけ飛んでいました
あと気になった部品の劣化は、トリマコンデンサ
調整しようと回すと、剥がれてしまう(下がくっつき、上が空転)・・・キャリア(BFO)のfズレ調整が出来ず、1個交換しました
これらのもの以外、特に部品の劣化による問題症状は出ていません
長年の保管であったにかかわらず、送受ともスペック通りの動作をしています |