スタッフ日記
2017年度
過去の日記
2008/2009/2010/2011/2012/2013/ 2014/2015/ 2016/2017/
2月
2018/2/11「スノーシューで冬の自然観察」
スノーシューで冬の自然観察を開催しました。前日に雨降り、新雪はほとんどありませんでしたがしまった雪で歩きやすかったです。そのような状況なので、動物の足跡は分かりにくかったですが、ウサギやテンが元気に歩き回っているようでした。通称「雪虫」と呼ばれる、クロカワゲラやトビムシの仲間も観察する事が出来ました。
歩いている最中から雪が降りはじめ、前日に降ってくれたら!と思いましたがこればかりは仕方ないですね。ご参加頂いた皆様、有難うございました。
歩いている最中から雪が降りはじめ、前日に降ってくれたら!と思いましたがこればかりは仕方ないですね。ご参加頂いた皆様、有難うございました。
1月
2018/1/28「かまくら作りと雪遊び」
かまくら作りと雪遊び体験を開催しました。今年は、寒いのに雪が少ない年でイベントの一週間前まで雪がほとんど無い状況でしたが、何とか数10cm程降ってくれて無事に開催できました。県内外から20名近い方にご参加頂きました。このイベントは、かまくら作りがメインで、他はソリで遊んだり自由に雪で遊ぶイベントです。かまくらはイグルーを作成しました。新雪が多かったため雪が固まりにくい状況でしたが、皆さんの頑張りで人の背丈以上もあるイグルーを作ることが出来ました。また、すべり台を作り何十回もソリで遊んでいるお子さんもいました。最後には、おしるこを食べて終了となりました。
2018/1/21「スゲみの作りB」
「スゲみの作りB」を開催しました。9月にヒロレ(カンスゲ)を採りに行ってから数か月経ちました。今回はいよいよ本体作りに挑戦です。始めに、首回りと腰回りに使う「太いアサジ縄」を作成しました。前回の応用編です。コツは分かっていても太くするのには結構時間がかかりました。太いアサジ縄が出来た方は、前回作製した「細いアサジ縄」を使いヒロレを編みこんでいきます。数枚の葉を束にしああしてこうして(詳細は除きます)編んでいきます。数十回繰り返してようやく一列目が完成しました。今回は、ここでタイムアップ。続きは次回です。
11月
2017/11/11「フライフィッシングと毛バリ作り」
フライフィッシングと毛バリ作り体験を開催しました。講師は、FFA(フライフィッシャーアグリメント)岡山のみなさんです。営業期間が終了した渓流釣り場で、何か出来ないかと思いFFA岡山様に声をかけ実現したイベントす。午前中は、室内で座学&タイイング(毛ばり作り)です。細かい作業になるので、なかなか苦戦されているようでしたが、楽しそうでもありました。午後からキャスティング練習の後、実釣しました。先の台風で残りマスが結構流されてしまったようではありますが、数名の方のフライににアマゴやニジマスが出てくれて良かったです。皆さん初めてフライに触れる方ばかりでしたので、難しい所もあったかと思いますがこれを機に、フライフィッシングの世界に足を踏み込んで頂けたら良いなと思います。
10月
2017/10/7「津黒のきのこ観察会」
秋の目玉イベントである「津黒のきのこ観察会」を開催しました。倉敷市立自然史博物館・友の会と共催です。講師は、柴田靖先生(岡山きのこ研究会)。また、岡山きのこ研究会の方々にも同定等でお世話になりました。
今年は、天候条件が合わなかったのか観察できた種類が昨年より少なかったです。それでも、100種のきのこが観察できたので奥が深い世界だなと実感しました。昼食には、きのこ名人である当館スタッフお手製のキノコ汁とハッスル母ちゃん工房さんに作って頂いたおにぎりでお腹いっぱいになりました。その後は、先生にきのこについて解説をして頂き、参加者の皆様は熱心に耳を傾けていました。
今年は、天候条件が合わなかったのか観察できた種類が昨年より少なかったです。それでも、100種のきのこが観察できたので奥が深い世界だなと実感しました。昼食には、きのこ名人である当館スタッフお手製のキノコ汁とハッスル母ちゃん工房さんに作って頂いたおにぎりでお腹いっぱいになりました。その後は、先生にきのこについて解説をして頂き、参加者の皆様は熱心に耳を傾けていました。
8月
2017/8/26「夜の生き物観察」
「夜の生き物観察」を開催しました。夏休み最後の土曜という事もあり、多くの方にご参加頂きました。講師は、大森繁さんです。真っ暗な里山を、ライトを片手に生き物を探しながら歩きました。昼間は見つけにくい生き物も、夜になると活発になり比較的見つけやすくなります。園内の池では、水生昆虫やカエル達を観察しました。上陸したてのカエルも見つけれたので良かったです。その後、森の中を歩いて、昆虫などを観察しました。樹液の出る樹では、カブトムシ・クワガタやオサムシなどを観察できました。下見の際にはほとんどおらず、心配でしたが人気の昆虫が集まっていたので良かったです。併せて、ライトトラップも行いました。今回は、甲虫類は少なくガ類が多く集まっていました。
7月
2017/7/22「自転車に乗って昆虫観察」
自然観察会「自転車に乗って昆虫観察」を開催しました。昨年は、蒜山サイクリングロード周辺でしたが、今回はふれあいの里周辺で行いました。講師は大森繁さんです。まずは平地でマウンテンバイクの乗り方講習です。ブレーキのかけ方や坂道の走り方を、練習して観察に出発しました。まずは、津黒湿原での観察です。オオシオカラトンボなど水辺が好きな昆虫を数種類観察しました。休憩をはさんで午後からは、今回だけ特別にふれあいの里園内の遊歩道を走ろうかと出かけましたが、始まって早々に雨雲が接近してきたので早めに終了となりました。それでも数種類の昆虫を観察できたので何とか良かったです。
蒸し暑い中、皆さん有難うございました。
蒸し暑い中、皆さん有難うございました。
2017/7/1「夏の草原保全と観察会」
サクラソウ自生地において、草原保全活動と観察会を行いました。重井薬用植物園と共催です。奇跡的?に天候も回復し、無事に開催する事ができました。今回は、サクラソウはもちろんですがユウスゲについても刈らないように注意しながら作業を行いました。良く見ると、毎年草刈りを行っている為か、ユウスゲも増えていました。自生地は、ちょうどノハナショウブやハンカイソウが花盛りの時期ではありますが、心を鬼にして草刈りを行いました。ムシムシする中の活動だったので、なかなか大変だった事と思います。
ご参加いただいた皆様、誠に有難うございました。
ご参加いただいた皆様、誠に有難うございました。
6月
2017/6/24「ホタルとカジカガエル観察会」
自然観察会「ホタルとカジカガエル観察会」を開催しました。当日は、ちょうど夕方から雨が降るホタル観察には向かないですが、カエル達には最高の天気ののイベントとなりました。まず室内で、ホタルやカジカガエルについて簡単ではありますが色々とお話をしました。普段はあまり聞かない話もあったかと思いますので、参加者の皆さんには何か感じ取ってもらえればうれしいです。
程よい時間になったので、外に出て実物を観察しました。子ども達の頑張りにより、ホタル・カジカガエル共にオス・メスが形態の違い等を観察でき良かったです。
程よい時間になったので、外に出て実物を観察しました。子ども達の頑張りにより、ホタル・カジカガエル共にオス・メスが形態の違い等を観察でき良かったです。
2017/6/11「オオキンケイギク駆除作戦!
オオキンケイギクの駆除&草木染体験を開催しました。草木染の講師は、奥野和義さんです。市内外から11名の方にご参加いただきました。
まずは、オオキンケイギクを抜く作業ですが、根からしっかりと抜きます。地上部だけ抜いても、簡単に再生してしまいます。参加者の皆さんと手分けをして、群生している箇所の多くを抜く事が出来ました。午後からは、草木染です。オオキンケイギクを煮出した染液は濃い黄色ですが、媒染液の違いにより出来上がりの色が変わってとても興味深いです。また、模様を自由に付けれるので自分オリジナルの作品が作れるのも面白い所です。
ご参加いただいた皆さま、長丁場のイベントでしたが有難うございました。
オオキンケイギクは、特定外来生物に指定され「栽培」・「運搬」・「譲渡」などが禁止されている植物です。日本各地に分布を広げおり、ここ真庭市内でも多く見られます。蒜山地域でも例外ではなく道路の法面などで見られます。見た目は綺麗ですが、一度定着してしまうと地域の生態系に重大な影響を及ぼす恐れがあるので、駆除する事が望ましいです。
駆除活動を行う際には、以下の点を参考にして活動して頂ければと思います。
1、特定外来生物である植物を処分することを目的としてゴミ焼却施設等に運搬する。
2、落下や種子の飛散等の逸脱防止措置が運搬中にとられていること。
3、特定外来生物の防除である旨・実施主体・日時や場所を事前に告知するなど、公表された活動に沿って運搬すること。
まずは、オオキンケイギクを抜く作業ですが、根からしっかりと抜きます。地上部だけ抜いても、簡単に再生してしまいます。参加者の皆さんと手分けをして、群生している箇所の多くを抜く事が出来ました。午後からは、草木染です。オオキンケイギクを煮出した染液は濃い黄色ですが、媒染液の違いにより出来上がりの色が変わってとても興味深いです。また、模様を自由に付けれるので自分オリジナルの作品が作れるのも面白い所です。
ご参加いただいた皆さま、長丁場のイベントでしたが有難うございました。
オオキンケイギクは、特定外来生物に指定され「栽培」・「運搬」・「譲渡」などが禁止されている植物です。日本各地に分布を広げおり、ここ真庭市内でも多く見られます。蒜山地域でも例外ではなく道路の法面などで見られます。見た目は綺麗ですが、一度定着してしまうと地域の生態系に重大な影響を及ぼす恐れがあるので、駆除する事が望ましいです。
駆除活動を行う際には、以下の点を参考にして活動して頂ければと思います。
1、特定外来生物である植物を処分することを目的としてゴミ焼却施設等に運搬する。
2、落下や種子の飛散等の逸脱防止措置が運搬中にとられていること。
3、特定外来生物の防除である旨・実施主体・日時や場所を事前に告知するなど、公表された活動に沿って運搬すること。
2017/6/3「モリアオガエルに会いに行こう!」
ふれあいの里の園内にて、モリアオガエル観察会を開催しました。講師は、山田勝さんです。今年は、様々なメディアにふれあいの里が載ったおかげか、総勢46名の方にが参加いただきました。過去最大人数です。
講師の方お手製の、フィールドビンゴを片手に遊歩道を歩きます。鳥の声や匂いのする植物など、様々な動植物の解説を聞きながらビンゴを楽しみました。天気が良すぎたので、お目当てのモリアオガエルが見れるか心配でしたが、運よく姿を見せてくれたので良かったです。この観察会をきっかけにカエルファンが一人でも増えてくれると嬉しいです。
講師の方お手製の、フィールドビンゴを片手に遊歩道を歩きます。鳥の声や匂いのする植物など、様々な動植物の解説を聞きながらビンゴを楽しみました。天気が良すぎたので、お目当てのモリアオガエルが見れるか心配でしたが、運よく姿を見せてくれたので良かったです。この観察会をきっかけにカエルファンが一人でも増えてくれると嬉しいです。
5月
2017/5/28「カタツムリ観察会」
北房にある備中鐘乳穴でカタツムリ観察会を開催しました。対象物がマニアックなものでしたが、定員を超える方にご参加頂きました。講師は、越山洋三さんです。まずは、かたつむりのお勉強です。体のつくり・分類の仕方について教えて頂きました。その後、外に出てカタツムリを探していきます。参加者の皆さんは、初めのうちは、目が慣れていないので見つけにくかったようですが、時間が経つにつれて「ここにもいた!」「こっちにもいた!」と声を上げていました。雨が少なく、乾燥気味ではありましたが9種類のかたつむり(陸生巻貝)を観察する事が出来ました。
2017/5/21「新緑のブナ林で夏鳥観察」
山乗渓谷で、夏鳥観察会を開催しました。今年は、総勢27名と多くの方にご参加いただきました。まずは、不動滝周辺で観察をしました。不動滝を初めて見る方が多かったので、鳥よりも興味を引いていたかもしれません。その後、山乗渓谷沿いを観察しました。今回は、諸事情により歩きながらの観察となり大変な所もありましたが、鳥の声を多く聞く事が出来きました。また、鳥の声以外にもオオルリの古い巣や植物なども観察する事ができ新たな発見が出来きました。
2017/5/7「サクラソウと蒜山の春」
重井薬用植物園と共催で、蒜山のサクラソウ自生地で観察会を開催しました。
天候にも恵まれ楽しい観察会となりました。
サクラソウはちょうど見頃を迎え、可愛いピンク色の花をいっぱい咲かせていました。昨年の夏に、サクラソウ周辺の草刈りを行ったおかげか今年は株が増えていました。あの苦労が報われた気がします。
次は、7月1日(土)にサクラソウ自生地の草刈りを行う予定です。興味のある方は、是非ご参加ください。一人でも多くの方に来て頂ければ助かります。
よろしくお願い致します
天候にも恵まれ楽しい観察会となりました。
サクラソウはちょうど見頃を迎え、可愛いピンク色の花をいっぱい咲かせていました。昨年の夏に、サクラソウ周辺の草刈りを行ったおかげか今年は株が増えていました。あの苦労が報われた気がします。
次は、7月1日(土)にサクラソウ自生地の草刈りを行う予定です。興味のある方は、是非ご参加ください。一人でも多くの方に来て頂ければ助かります。
よろしくお願い致します
4月
2017/4/29「採って!食べて!山菜講座」
人気イベントの一つである山菜講座を開催しました。講師は、ささゆり館職員 多久間さんです。まずは、室内で山菜の採り方・間違えやすい植物などを簡単に説明した後、園内に生えている山菜を見に行きました。途中、雨が降ったりやんだりと不安定な天候でしたが、多久間さんの豆知識を聞きながら1時間ほど散策しました。その後は、皆さんお待ちかねの山菜の天ぷらです。事前にこちらで用意したものを食べて頂きます。定番のタラノキ・コシアブラ・フジの花、変わり種としてオオバコ・タンポポの花・フキの花茎など計17種類を食べて頂きました。
皆さんには山菜に興味を持って頂けたでしょうか?
皆さんには山菜に興味を持って頂けたでしょうか?
2017/4/23「きのこの植菌体験」
きのこの植菌体験を開催しました。講師は、柴田 靖先生です。今年初めての試みでしたが、多くの方にご参加いただきました。有難うございます。1mほどに切った原木に、ドリルやハンマーでシイタケの種駒を打ち込んでいきます。種駒を、打ちすぎず打たなすぎず、程よい間隔で打って行くのが意外と難しかったです。1人2〜3本ほど植菌をして頂きました。植菌したホダ木は、菌をまわすために日陰に仮伏せを行いました。今年の秋ごろまで寝かしておく予定です。参加者の皆さんには、お帰りの際にこの春にシイタケが出ているホダ木をお持ち帰り頂きました。ちゃんと管理をすれば、数年は収穫できると思います。ご自宅で原木栽培のシイタケを楽しんでください。
2017/4/10「ガマ合戦」
園内の雪もほとんど融け、ようやく春の訪れを感じるようになってきました。これからが楽しみです。そんな中、この時期の風物詩であるガマ合戦の様子を園内のとある場所に見に行きました。遠くからでも鳴き声がしていたので、そっと近づいてみると熾烈な争いが行われていました。ガマ合戦は、ピークを過ぎたようですが卵塊は見ることが出来ます。興味のある方は、ふれあいの里までお越しください。