新しい日本画
「日本画實習法」(東京 二松堂蔵版 昭和2年)
1. 第一編 総説
画の意義-絵画と階級-流派の大略-新しい日本画-両画の接近-日本画の練習法
2. 第二編 材料 その1絵の具とその用法
絵画の種類-胡粉の使用法-乳鉢-膠水-紺青-群青-白群-緑青-白緑-藍-茶緑青
黄土-代赭-朱-洋紅-臙脂-雌黄-金銀泥-下塗り法-ぼかし-絵の具の秘密-記憶すべきこと
3. その2紙と絹
紙絹の一般-絵絹について-唐紙-鳥の子紙
4. その3筆、墨、画帳等
筆の種類-線描筆-面相筆-附立筆-隈取筆-彩色筆-刷毛-特殊筆
5. 第三編 一般画法
一、ドーサ法
ドーサ引きの方法-作り方-紙-絹への引き方
6. 二、運筆法
運筆について-輪郭の描き方-筆の持ち方-筆力-画筆の速度-稽古の仕方
7. 三、臨画法
手本の選び方-描き方-線描についてなど
8. 第四編 彩色法 一、淡彩法
彩色法の一般-淡彩-鯉の描き方-彩色の方法など
9. 二、附立法
附立法の説明-筆意の出し方-一筆描き-その応用
10. 三、極彩色法
極彩色法-経験について-その内容-地隈について-合せ色の仕方-模様描き
11. 第五編 花卉鳥獣の描法 一、写生法
写生について-新しい日本画-日本画の写生-写生法-遠近画法
12. 二、花の写生法
花の描法-写生の準備-隈取り-光線と色他
13. 三、隈取法
隈取りとは何か-ぼかしについて-水の引き方他
14. 第六編 花卉鳥獣の描法 下 一、動物の描法
動物の形-距離-見る方向-鉛筆画ほか
15. 二、獣類写生の実技
伝統と独創-他
16. 第七編 風景画 一、風景画法一般
山水画と風景画-山水と場所-意匠-困難他
17. 二、風景画実技
三景の取り方-中景のこと-遠景の描法-近景の描法-下部の描き方
18. 三、樹木の描法
木の描法-枝-省略-葉の描法-幹の描法
19. 四、山と水の描法
山の風景画-水の描法-波の描法-水平線-海-流れ-河原
20. 五、特殊景物の描法
雲-月夜-朝-風
21. 六、風景画心得一般
絵の場所-組立-郊外写生-組立風景画-前景-田舎-墨絵-彩色画の調子
22. 七、支那の風景画法
法則-順序-空気-実体-四季
23. 第八編 人物描法 一、人物画一般
人物画の困難-態度-表情-精神
24. 二、人物写生の心得
モデル-解剖-動作-美化-細部
25. 三、美人画法
美人-色と調子-型-表情-人物
26. 四、顔の描法
男子-手足-顔-眼-口-鼻
27. 五、人物画法心得
構図-骨格-光る-多数
28. 六、略画法
描写-省略
29. 七、補遺
額装-軸装-色紙-落款
30. 付録 芥子園画伝要訣
芥子園画伝解説と参考図版
※参考1.近代日本美術の精華
※参考2.美人画 描かれた女たち・魅惑の女性美
※参考3.アトリエ美術大講座 日本画科 1基礎学
※:ここで公開している制作方法他は、川合玉堂著「日本画實習法」(東京 二松堂蔵版 昭和2年)を読んで、私なりに解釈を加えた解説、感想です。
<2010年4月>
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